書評「けんちん汁とママタルト」

今回はエマヌエル≒パスカレ著作「けんちん汁とママタルト」の書評をしようと思う。

1932年、今のポーランドで書かれたこの作品は、日本から見たカンボジアについての印象をラリバシズムに描いている。上下巻からなるこの作品は1200ページ半を超える超大作でありながら、その殆どが句読点であるところに注目したい。

さて、この作品のタイトルである「けんちん汁」とは日本の高知県川水市にある張戸商店でうまれたコーラで作られたおでんのことである。コーラで作られているためにおでんはとても甘く、調理後の鍋の掃除がすごい大変なんだという。 これこそがこの著作のメッセージであることは明白である。その意は、つまるところたるんだ甘い文化の隆盛に伴ってその後処理をする者の苦労である。戦前の日本の帝国主義時代の論調、侵略、外交がいまだに様々な国との関係に尾を引いていることを示したいのであろう。そこにはもちろん多角的な視点で持って検討すべき諸問題があるものの現代日本の政治、世論、ネット大衆が今後の国家国民に泥をかけてはいないだろうかという内容は今作った勝手なあらすじである。本当はけんちん汁美味しいよねって話だったと思う。やばい、全然覚えてない。けんちん汁の食レポができないカンボジア人に作り手の日本人が泣崩れるみたいな話だったような。まあでもとにかくご飯の話だ。少し話し外れるが私はご飯が好きではあるものの、作った時間と食べる時間の見合わなさには少々疲れる。大体ご飯というものはなんかいかがわしいものである。米を水で浸してそれを水ごと食べる。おかずを作るだけ作って米を炊き忘れていたときのショックは計り知れない。というか炒めものばかりの私にとって一番時間のかかる料理は米である。なんであんな時間のかかるもんを好き好んで食べているのか。自分の非効率的食生活にイライラする。あー、あとあれもやだな。そば食べる奴が香りを楽しむとか言って最初の一口だけめんつゆつけないやつ。そばに香り感じたことないわ。別に結局めんつゆつけて食べんねんからそばの香りとかどうでもええやろ。正直私はそばという食べ物はめんつゆとわさびを食べるために食べていると言っても過言ではない。あ、あとあれあれ、つけ麺。いや、ほんとにつけ麺はあんなに馬鹿舌が好みそうな食べ物はない。つけ麺の殆どは魚粉がはいってるやつ。スープの味は濃厚魚介豚骨なんだという。おいまて、結局何味なんだあれは。魚粉と豚骨、あと濃厚ラーメンには野菜もたくさん入っている。最初つけ麺を食べたときの率直な感想は、「これはなにを味わわれたいのだろう」という疑問だ。魚粉、豚骨、野菜、これらを混ぜ合わせた挙げ句濃厚にするためにかなり煮詰めて作る。これがつけ麺のスタンダードタイプだ。だが待て、そもそもラーメンですら味は結構強い、豚骨ラーメンだって味は濃いよ。それに他の味も混ぜてその上濃厚にするってさ、もう味わからんやん。ただただ味の濃い、魚粉が入ってるのはわかる半固体スープやん。これをうまいうまいって言ってるやつ、そういう理由で好きならいいけど、ほんまに味濃いの好きなだけやん。

すみません書評の方はこんなもんです。次回はドライフルーツとチーズを生ハムで巻いて、オリーブオイルかけたやつについて語りたいと思います。いや、あれはまじで謎料理。色んな料理のある店であれを頼むやつの意味がわからん。ワインとあれ頼んでさ、いや、そんなに?そんなに美味しいあれ、絶対餃子とビールのほうが美味しいやん。何なんあれ、何が「宅飲みに最適」やねん。ドライフルーツ買って、チーズ買って、生ハム買って、それ一緒にしてあの出来やん。ほんま言うとトマトとチーズのカプレーゼも正直別にそんなにやと思う。
まあ、こんなこと言ってますけど嫌いな食べ物は殆どないです。言われてるほど、お金払ってまで食べたいとは思わんけど全然食べれる料理って多いよね。


【結論】
王将でテイクアウト頼まんかい。

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