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INDUSTAR 50 50mm F3.5 初見。
ども、spinozamotors です。
最近なんだかとても寒いですね。
昨日なんか京都市内では雪が舞ってましたよ。
さて、カメラ好きな同僚にリクエストして、INDUSTAR の 50mm F3.5 を借りてみました。今回はその試し撮りでございます。
試し撮り
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「シャープな描写が特長」
といわれる INDUSTAR なので、いつになくピントを外さないよう気を配りました。
しかし、
「ピントを合わせる」という行為に不慣れな自分。手ブレとかも。そんなわけで、Tessar なみにシャープな描写なのか、
うう〜ん、ようわからん。
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ピントを外すと、いつもの spinozamotors ですね。
このレンズについて
リクエストの理由
以前、カメラ好きな同僚から借りた Carl Zeiss Jena Tessar 50mm f2.8 のシャープな写りが気になっていて、自分でも「欲しいかな」と思っているのです。
ところが、Tessar ってそこそこのお値段。
で、レンズ構成が Tessar タイプの INDUSTAR なら買えなくもない…
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でも、「買ってはみたものの、あまり使わないな」はよくある話し。ポチる前に借りて試してみようという魂胆でございます。
このレンズについて
Zenit
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これ、Zorki 1 です。1948年発売、KMZ製。ライカII型のコピー機です。
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で、これが 初代 Zenit(1952年)。
「Zorki のファインダ部分を取り除いて、ミラーとペンタに置き換えました」的な一眼レフ機。
きゃわいい!!
INDUSTAR 50 は、この Zenit で使うことが想定されたレンズなのでしょう。
初代 Zenit のレンズマウントは、呼び径39mmピッチ1mmのメートルねじ。バルナックライカと同じですね。とはいえミラーの分フランジバック長さが異なるので、バルナックライカとZorki ではレンズの互換性はありません。ライカ等のL39マウントと区別するため、Zenit のはM39マウントと呼ばれるようです。その後 Zenit も、より一般的なM42マウントに変わっていきます。
1974年にM42マウント化され、名称もINDUSTAR 50-2となり、1986年まで製造されていたそうです。(ONE SCENE)
INDUSTAR 50
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カメラ好きの同僚が 3個 も貸してくれました。
INDUSTAR といえば黑胴筒でM42マウントの「INDUSTAR 50-2」をよく見ますが、手元にあるのはそれより古いもののようです。
左のはシルバーの胴筒で、マウントはM39。
わかりやすく「INDUSTAR 50」です。
右のが長いのは Zorki などのバルナックライカに合うように胴筒が追加されているため。内側にも別な胴筒があって距離計と連動します。L39マウント。(安価な変換リングがあればM42マウントでも使用可能です。)
謎なのが真ん中のやつ。シルバーの胴筒なのに、絞りを表示した部品がブラックで、刻印も「50−2」。INDUSTAR 50-2にもシルバー胴筒があるのですね。
今回の写真は、真ん中のINDUSTAR 50-2にで撮りました。
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図の矢印部分がマウントアダプタ。
レンズ自体は小さいのですが、それより分厚いマウントアダプタが必要なので、トータルとしてはあまり小さくはありませんね。
おわりに
という感じの INDUSTAR との1日目でした。
まだこのレンズの性格がつかめていないので、今日もお出かけしようかな…
うーわ、雪降ってるしぃ〜。
てなわけで、引き続きこのレンズたちと遊んでみようと思いますが、一旦ここまでで記事にしちゃいます。
どってことない記事ですんませんんん。
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