見出し画像

SIGMA fp + M-ROKKOR 90mm f4

M-ROKKOR 90mm f4

note 初投稿として、 SIGMA fp にオールドレンズを合わせてみた記事を書いてみます。

使用したレンズは、 LEITZ minolta CL 用の M-ROKKOR 90mm f4。
CLの発売が1973年なので、かれこれ50年前の設計のレンズです。
fpにつけて試し撮りをしてきました。


作例

fp + M-ROKKOR 90mm f4、1/640, f4.0, iso100, Standard

春の日差しがここちよい。

fp + M-ROKKOR 90mm f4、90mm, 1/160, f4.0, iso400, Standard

J!NS でのお買い物の待ち時間に1枚。

fp + M-ROKKOR 90mm f4、1/400, f4.0, iso400, Standard
fp + M-ROKKOR 90mm f4、f4.0, iso400, Standard

中央のビルのやれ感と、すきまから覗く晴天の空/赤いクレーンのコントラストが楽しい。

fp + M-ROKKOR 90mm f4、1/640, f4.0, iso400, Standard

どうでもよい被写体ですが、柵の質感が正確に描写されている。
背景のボケ具合も美しい。

fp + M-ROKKOR 90mm f4、1/8000, f4.0, iso400, Standard

試し撮りの感想

はじめて使ってみたのですが、このレンズ、いいですね!

最新のレンズでもないけど、解像感は申し分なし。( fp の威力か?)
オールドレンズ特有の「クセ」があるかはわからないけど、実用レンズとして何の文句もない。

普段よく使う 45mm dg dn C に比べると、少し長めなので収納に困るけど、細身なので握りやすい。

90mm という画角も使いやすい。
SIGMA I シリーズの 90mm f2 が気になっていたのですが、当面このレンズで十分そう。(しばらく物欲は抑えられそう)


レンズ情報

  • M-ROKKOR 90mm f4 (Made in Germany、Made by LEITZ)
    (海外用の名称は "Leitz Elmar-C 90mm f:4" )

  • マウント:ライカMマウント

  • 最大径φ50mm X 長さ65mm (マウント面から先端まで)、243g (実測)

  • 販売年:1973年


マニュアルフォーカスレンズ

今回改めて感じたこと、それは、
「マニュアルフォーカスレンズはなんだかここちよい」ということ。

確かにオートフォーカスの方が手軽に写真が撮れるのだけど、わたし的には「写真を撮ってる感」はマニュアルフォーカスが勝る。

オートフォーカスに対する不信感もあるのだろうか?
「ちゃんと合ってる?」
この一瞬の不安感が、撮影の楽しさを減じているのかもしれない。

幸い、祖父からいただいた古いレンズが数本あるので、しばらくマニュアルフォーカスを楽しんでみたいと思っています。