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SIGMA fp + M-ROKKOR 90mm f4
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note 初投稿として、 SIGMA fp にオールドレンズを合わせてみた記事を書いてみます。
使用したレンズは、 LEITZ minolta CL 用の M-ROKKOR 90mm f4。
CLの発売が1973年なので、かれこれ50年前の設計のレンズです。
fpにつけて試し撮りをしてきました。
作例
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春の日差しがここちよい。
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J!NS でのお買い物の待ち時間に1枚。
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中央のビルのやれ感と、すきまから覗く晴天の空/赤いクレーンのコントラストが楽しい。
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どうでもよい被写体ですが、柵の質感が正確に描写されている。
背景のボケ具合も美しい。
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試し撮りの感想
はじめて使ってみたのですが、このレンズ、いいですね!
最新のレンズでもないけど、解像感は申し分なし。( fp の威力か?)
オールドレンズ特有の「クセ」があるかはわからないけど、実用レンズとして何の文句もない。
普段よく使う 45mm dg dn C に比べると、少し長めなので収納に困るけど、細身なので握りやすい。
90mm という画角も使いやすい。
SIGMA I シリーズの 90mm f2 が気になっていたのですが、当面このレンズで十分そう。(しばらく物欲は抑えられそう)
レンズ情報
M-ROKKOR 90mm f4 (Made in Germany、Made by LEITZ)
(海外用の名称は "Leitz Elmar-C 90mm f:4" )マウント:ライカMマウント
最大径φ50mm X 長さ65mm (マウント面から先端まで)、243g (実測)
販売年:1973年
マニュアルフォーカスレンズ
今回改めて感じたこと、それは、
「マニュアルフォーカスレンズはなんだかここちよい」ということ。
確かにオートフォーカスの方が手軽に写真が撮れるのだけど、わたし的には「写真を撮ってる感」はマニュアルフォーカスが勝る。
オートフォーカスに対する不信感もあるのだろうか?
「ちゃんと合ってる?」
この一瞬の不安感が、撮影の楽しさを減じているのかもしれない。
幸い、祖父からいただいた古いレンズが数本あるので、しばらくマニュアルフォーカスを楽しんでみたいと思っています。