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『天国、それともラスベガス』-世界を楽しむ自宅デスクチューン

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自宅のデスクは、世界につながる場所にしたいと思いました。世界観とストーリーのあるデスク環境を基点に、コロナ以降で世界への物理的なアクセスが大きく制限される中でも、これからの202…
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#オーディオ

『天国、それともラスベガス』―ガジェット多めとすっきりを両立させた、世界に向かうデスクチューンの企画と実装

「デスクに向かう」という表現が好きです。デスクに座るでもデスクを使うでもなく、「向かう」。デスクに身を置きモニターやスピーカーを見て過ごす時間は、どこか遠い場所から吹いてくる風を受けること、どこか違う世界に向かって進んでいくことと、確かに似ていると思うんですよね。 今回のデスクチューンのきっかけは、2020年春に訪れたあのウイルスとリモートワークでした。昨年転職したりと個人的にも太めの節目を感じていた20年代の始まりに、さらに世界は災厄に見舞われ、人と人との触れあいは禁忌に

『天国、それともラスベガス』からの低音のすすめ - サブウーファーで低音環境を強化しよう

先日夜中に友人のツイート見ていてなるほどと思ったのですが、コロナの影響でライブやクラブイベントが「配信」になり、自宅でバンドやDJのプレイを楽しむってことは、ライブハウスやクラブのフロアで提供されていた身体の芯を震わせるような低音を感じる機会を失っている、ということでもあるんですね。 同様に、コロナの影響で盆踊りがなくなれば、和太鼓を叩いたときにお腹に響くドンも聴けなくなるでしょう。コロナ以降の生活で無視できない、低音体験機会の喪失。 僕自身は、ハウスミュージックであった