暗号プロセッサで使われる用語の整理
暗号プロセッサSnakeCubeの解説を僕の日記で書いてきました。用語を、いくつか自分で作っているので整理しました。
Shadow RSA
公開鍵暗号の1種。通常のRSA暗号と、RSAの鍵ペアの公開鍵を秘密にして演算するRSA暗号の2つを1つしたもの。
記述を短くする場合、2つの鍵ペアは「表」と「裏」で区別。例えば、表の秘密鍵、裏の公開鍵。
アイドル認証
RSA暗号の署名演算において鍵ペアの秘密鍵だけでなく公開鍵の値も秘密にして計算する方法を使った認証。公開鍵を秘密にするため量子コンピュータやスパコン、GPU、AIなど、あらゆる暗号解読攻撃に対してほぼ絶対安全、そして永遠に使い続けることができる予想。ただし人類の計算機の向上に伴って安全を確保するため鍵長を長くする必要はある。
日本のマイナンバーカード(個人番号カード)で使われる公開鍵暗号を、おおよそ代替が可能。しかし公開鍵暗号の全てアプリを代替することはできない。Webサイトのサーバー証明書の代替は比較的、小さい改造でできる。
ネットワークに接続されない別端末を使うことで、従来ICカードの安全性の致命的な欠陥を対策できる。別端末に安価な7セグ表示の電卓のような端末で良いため非常に低コストであることが特長で、これが大きなメリット。
安全性を考えなければ別端末を使わずに認証はできる。
乱数を使わないため乱数生成器が不要。さらにボタン電池が不要なので地球環境に優しい。
アイドル署名
Shadow RSAを使った署名。ネットワークに接続されない別端末を使うことで、従来ICカードの安全性の致命的な欠陥を対策できる。つまり否認防止のデジタル署名を、ほぼ絶対安全にできる。このため電子契約など、インターネットに革命を起こせる重要な技術。別端末には16bitPCのような小規模なPCで良いため安全を確保するのが容易なのです(大画面なポケコンなど)。 別端末に署名内容を確認できるアプリが実装されることで将来的には完全にサイバー攻撃を防ぐことができるので、これまでのアクティブサイバーディフェンスの考え方を改めてアイドル署名の優先を考えられます。
安全性を考えなければ別端末を使わずに署名はできる。
ヤマタノオロチ作戦
僕が国民向けに提案した作戦。2024年、苦境にたたされている国策半導体企業、ラピダスの最先端半導体を立ち上げる作戦。巨額の税金を投入して北海道に公害を出すだけの存在となり、そのまま沈むのか、ビジネスを軌道に乗せることができるかの瀬戸際で、本作戦により成功に導く。日本全土をICカードの実験場にしてIBMや世界の研究者と共に半導体で世界のトップを走る。国内需要を多くすることで国防にも役立つ。この奇跡的な日本の復活を可能にする大胆な作戦が立てられるのは、僕の暗号プロセッサSnakeCubeのおかげです。小さい積和乗算器のブロックを並べるだけでIntelやAMDやnVIDIAなどのハイエンドよりも、ずっと高速なものが作れるアーキテクチャの発明。そして設計規模が小さいため手作業で半導体チップを作れること。
詳細は9月27日の日記を参照。
参考 ピクシブ百科事典