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Zaopin Z1 PRO MAX レビュー / パフォーマンスを追求した卵型マウス

ZaopinのZ1 PRO MAXをレビューします。
製品提供 : Mechkeys-JP
https://mechkeys.com/ja/products/zaopin-z1-pro-max


製品仕様

接続方法 Bluetooth + 2.4GHz +有線
チップ NORDIC 52840
最大8Kポーリングレート
センサー PAW3950
Huanuoブルーシェルピンクドットマイクロスイッチ
TTCシルバーホイールエンコーダー
バッテリー 500mAh
寸法 110x62x38.5mm
重量:約52グラム

ソフトウェア https://www.zaopinworld.com/xiazaizhongxin.html

※本製品 Z1 PRO MAXは記事作成2025/02/13時点では日本国内での技適が取得されていません。

特徴 - ファーストインプレッション

このマウスの最大の特徴は形状です
いわゆる卵型マウスで手のひらとマウス本体が触れる面積が少なく、つまみ持ちに最適な形状となっています
Razer Orochi V2とよく似た形状をしていますが、Orochiは乾電池式の駆動に対し、Z1 PRO MAXは500mAhの大容量バッテリーによる長寿命の駆動も魅力的です

前作Z1 PROではPAW3995センサーを搭載しており最大4000hzの対応でしたがZ1 PRO MAXでは最新のPAW3950となり8000hzまでサポートされています

内容物

・マウス本体
・8Kレシーバー
・ケーブル
・交換用ソール
・ポーチ
・マニュアル(日本語なし)

形状について

寸法が110x62x38.5mmで超小型マウスに分類されます
基本的にはつかみ持ち・つまみ持ちで使用し、かぶせ持ちをする方は避けた方が無難でしょう

マウス中央部分が横幅、縦共に最も膨らんでおり持ち上げやすいです
マウスの重心が後方に寄っているのでマウスを持ち直した際に安定感があります

特につまみ持ちと非常に相性が良いです
サイドのくびれた部分は、親指と薬指に自然にフィットします
小型且つ軽量なので手首を軸にしたエイムもやり易いです

シェルのコーティングがとても優れているので、サードパーティ製のグリップテープを貼り付けなくても一度握った位置で指を固定しやすいです

指先で操作する細かなエイム時にも安定した操作が可能です

マウス左側の窪みが気持ちいい
小指の配置が窮屈じゃなくて良い!
WHITEは汚れが目立ちづらい

浅めにグリップしてもサイドボタン・ホイールが推しやすく、センサーも適切な位置に配置されています

ソフトウェア

ソフトウェアは下記URLからダウンロードできます

https://www.zaopinworld.com/xiazaizhongxin.html

よくあるソフトウェアで、シンプルにまとまっているので英語と中国語のみの対応ですが普通に使いやすいです

デバウンスタイムはデフォルトでは8msに設定されていました
0msにも設定できますが、筆者の環境ではマウスを置きなおした際に誤クリックが発生することがあった為2msにして使用しています

モーションシンクやマクロなど詳細な設定もわかりやすいです

バッテリー

一般的なゲーミングマウスは250mAh~300mAhのバッテリーを搭載していることが多いですがZ1 PRO MAXは500mAhなので約2倍のバッテリーライフを実現しています
「・8000hz・モーションシンクoff」で一週間作業やゲームで使用してようやくバッテリー残量が少なくなっている赤いランプが点灯しました

5分(設定で変更可能)放置すると自動でスリープモードになるので余計なバッテリー消費もなく、バッテリーライフは本当に長寿命
このマウスにおけるストロングポイントのひとつ

ビルドクオリティ

ビルドクオリティは良好です
穴あきのないシェルで剛性は高く、がたつきや軋みは皆無
メインクリックはHuanuoブルーシェルピンクドット特有のはっきりとしたクリック感です
サイドボタンは普通
ホイールも軽めで使いやすい

マウスソール

付属のソールはバランスの良い滑りで扱いやすいです
こだわりが無ければ交換しなくても良いと思います

結論

Zaopin Z1 PRO MAXについて詳しく見てきました。
珍しいRazer Orochi V2クローンの形状で500mAhのバッテリーを搭載、シェルのクオリティを保ちながら52gと軽量、3950センサーで最新スペックを余すことなく発揮できます。

本製品と同じくOrochi V2クローンのFuntech Aria XD7にあった様々な問題が解決されており、卵型マウスを購入するなら現状最も良い選択肢と言えるでしょう。

価格は$69.99(2025/02/10時点で10800円)と非常に安価ながら、技適未取得という懸念点以外にこれといった欠点もなく、卵型マウスが好みの方やマウスをつまみ持ちしている方は一度試す価値のある完成度の高いゲーミングマウスです。

https://mechkeys.com/ja/products/zaopin-z1-pro-max

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