CMA2次試験を振り返る話(2) #9
2021年が始まって8日目になりますが、いよいよ暇です。プライベートでは、特にイベントも無ければ、会食や宴会も激減したのは皆さまも同じだとは思いますが、私の場合は仕事があまりにも暇です。友達がみな仕事に忙しそうにしている中で、自分だけは暇が続いているので不安になります。このご時世で職を失わないだけありがたいことだろうと言われればそれまでですが、どれだけ高給を貰っていてもいわゆる窓際族的なポジションは嫌ですね。定年前の最後の仕事ならいいですが、大して働かずに固定の給与をもらうことに慣れてしまうと、その後いろいろ苦労することが目に見えているので、若いうちは少し忙しいくらいがいいのかなと思っています。しかしこれだけ暇な会社員も自分くらいだと思うので、個人が特定されそうで不安です笑
暇だ暇だと言っている割には、久しぶりにnoteを投稿します。今回は、2020年12月のCMA2次試験の午後の問題を振り返りたいと思います。(午前の振り返りについてはこちら)
第1問 経済(20点)
問1がクルーノー均衡について、問2が情報の非対称性についての問題でした。比較的平易かな?15点は期待できます。
第2問 経済(20点)
金融緩和、資産バブルの原因を配当割引モデルから説明する問題でした。これも割と簡単で、15点は取れたと思います。
第3問 証券分析(30点)
大きなテーマはイールドカーブについてで、計算量がめちゃくちゃ多いです。正直、全く覚えていません。前半はまあまあ解けたような気がするので、15点は取れたとしておきます。
第4問 証券分析(30点)
ポートフォリオの構築についての問題です。VaRの計算、ぜんぜんできなかったですね。10点くらいしか取れなかったと思います。
第5問 証券分析(30点)
デリバティブ(先物、オプション)についての問題です。問題自体はそこまで難しくないですが、とにかく時間がなくて最後まで解ききれませんでした。15点は取れたと思います。
第6問 証券分析(25点)
3ファクターモデルとポートフォリオのパフォーマンス評価についての問題です。全く解けませんでした。サービス問題がいくつかあったのでそこだけ回答できました。得点の期待値は10点です。
第7問 証券分析(15点)
行動ファイナンスの問題です。過去問で似たようなテーマの出題があったので、何とか書ききれました。10点は取れたと思います。
第8問 財務分析(20点)
財務諸表についての問題です。これは満点を取れたと信じたいところです。
第9問 財務分析(20点)
M&Aと企業価値の変化がテーマの問題です。ESG投資を行う理由を答えさせる問題がありましたが、大問全体のテーマと全く関係なくて笑いました。アナリスト協会はESG投資を礼賛しているのか、それともイジっているのかどちらのスタンスで出題しているのでしょうか?得点の期待値は15点。
<2次試験の総括>
上記をまとめると、午後の得点期待値は125点(満点:210点)でした。午前に引き続き、ずいぶん楽観的に自己採点していますね笑
まとめると、午前が125点で、午後が125点で、合計250点という結果になりました。満点が420点なので、得点率は59.5%ということになります。これだけ得点できていれば間違いなく合格しているでしょうが、もう少し得点を落としても合格する余地がありそうです。
というわけで、合格した可能性がそれなりにあるということで、3月の合否発表まではCMA試験の勉強はせず、他の勉強をして過ごすことに決めました。なお、合否に関わらず得点は一切開示されないので、上記の見込みが合っているのか大外ししているのかは明らかにされることはありません。不合格の場合のみ、不合格者の中でどの程度の得点層にいるのかが開示されます。
1,500字に達したので、証券アナリスト試験全体の総括は次の記事にします。
Written by ほうれん草茹で太郎