次の資格試験の話。 #3
記事の最初の1~2段落はタイトルと関係ない内容を書きます。いわばフリートークですね。日々過ごす中であった出来事、思ったことなどを書ければと思います。ニュース、各種報道に対するツッコミで終わらないように気を付けます。今回の記事は本編が長くなりそうなので、前書きは短めにします。
さて、先日証券アナリストの2次試験を受験したばかりではあるのですが、次にどの資格試験を受験するか検討していこうと思います。
1. 公認会計士試験
試験に合格し、所定の登録要件を満たすことで、公認会計士として名乗ることができます。公認会計士の業務内容については、広く知られていると思うので説明を省略します。試験の合格率が低い(1割~2割くらい)点と、試験合格まで時間がかかる(順調に進んだとして、短答式が2021年12月12日、論文式が2022年8月19日~21日の予定です。)という点が問題になります。今から2022年8月まで学習を続けることはできるのでしょうか。公認会計士になることができれば、自分の業務領域が広がり、転職もうまく実現できると思います。一方で、(経理、営業といった職種ではなく、会計監査、税務コンサルといったもっと狭い領域で考えたときに)自分が本当にやりたいことは、公認会計士資格と関係があるのか、もう少し慎重に検討を重ねる必要があるとも考えています。実際に学習を開始するとなれば、プライベートを一定程度犠牲にするわけですから、学習時間と引き換えに失われるものはそれなりにあるはずなので。とはいえ、覚えないといけないことがそれなりに多いと聞いているので、学習を始めるのであれば遅くなく始めたほうが良いのかなと思っています。
公認会計士・監査審査会のリンクを貼っておきます。https://www.fsa.go.jp/cpaaob/index.html
民間の各種予備校などについては、ここではリンクは貼りません。証券アナリストのときは、予備校には通わなかったのですが、公認会計士試験となると、さすがに独学では厳しいのでしょうか。もう少し調べてみます。
2. USCPA
経理部時代の上司が資格を持っていたので、興味を持ちました。USCPAとは、米国公認会計士のことで、アメリカの会計基準を学習することになります。(当然英語です。)私自身は特別に英語を苦手としているわけではないですが、流暢に話せるわけでもないので、USCPAを取得したところで、アメリカで働くことはできず、基本的に日本国内で働くことになるでしょう。上司を見ていると、会社の会計基準はUS-GAAPだったわけではないので、USCPAを実務で使う機会は無かったように思えました。もちろん、会計用語を英語で学習できるなどのメリットはあるはずですが、資格を取得することとは切り離して考えたほうがよさそうです。転職にもどの程度役に立つのか分かりません。上司いわく、「日本の公認会計士試験よりは簡単」だそうです。転職に役立つのかどうかは聞けませんでした。
3. 税理士試験
上記とは別の上司が、「一生食っていくためには、英語と税務の知識が必要」と事あるごとにおっしゃっていました。そこで、税理士試験についても調べてみました。税理士試験でグーグル検索をしてみたのですが、その後に続く言葉が「2021」「合格発表」「日程」などのありふれたワードに続いて、「おかしい」というワードが表示されてしまいました。「税理士試験 おかしい」についていろいろ調べてみましたが、公認会計士であればわりと容易に税理士として活動できる制度がある以上、公認会計士試験を受験する気力があるのであれば、会計士を目指した方が良いという結論に至りました。
以上、3つの資格について調べてみたのですが、公認会計士試験を受験するのが良いのだろうと思いました。
・簿記は2級止まり(会計の知識は十分持っているとは言えない)
・証券アナリスト試験と試験範囲はあまり被っていない(大半の試験範囲は新たに学習が必要)
・順調に合格したとして、合格時の年齢は30歳くらい
というのが懸念点です。次回以降、もう少し課題を掘り下げていきます。
Written by ほうれん草茹で太郎