都市伝説を紐解きたければ娯楽を見ろ。〜FF14編その2〜
【注意】
繰り返し言いますが、私は私の書く記事によって誰かを誹謗中傷したり傷つけたり馬鹿にするつもりはありません。
私の書いた記事は私の独り言のようなものであって、何らかの損害が生じても私は一切の責任を負いません。
また、都市伝説や陰謀論が嫌いな方は読まないでください。「陰謀論をやめろ云々」といった苦情は一切受け付けません。
はいどうも、私です。以前FF14に関して記事を書いたのだが、今回はその第二弾です。物語が壮大すぎて前回記事を書いたときも相当内容を削り、「まぁこんなもんかな」と思ったのだがちょっと内容を追加しようかと。
前回の記事と併せてご覧ください。
また、前回と同様に「新生エオルゼア」と「漆黒のヴィランズ」に内容を絞ります。
■はじめに
この物語は、「都市伝説・陰謀論を語る。その玖」で書いたベートーヴェンとモーツァルトと同じ臭いがする。
どういうことかと言うと、「イルミナティが見ればNWOの目指すシナリオのように、そしてこのおかしな世界の構造に気づいた者には二元論からの脱出を目指す物語のように見える」ということだ。そのように、非常に巧妙に作られている。
この冒険者たちの物語は、単純なヒーロー物語などではないのだ。
■それぞれの心が生み出す蛮神
蛮神に関しては「都市伝説・陰謀論を語る。その捌」で少し書いた。
蛮神とはある者にとっては「願いを叶えてくれる神」であり、ある者にとっては「願いを砕く邪神」である。
まさに「誰かにとっての正義は誰かにとっての悪」という存在。
この蛮神はそれぞれの種族の祈りの具現化であり、FF10の召喚獣とも通じる部分がある。
蛮神によって救われる者もあれば、滅ぼされる者もある。
それぞれの種族や個人にとっての願いや祈りを叶えるために具現化したこの蛮神たちは、「善も悪もなく、ただその願いを叶えるための存在」であり、その願いの叶え方が望んだ形であるかどうかは完全無視である。
私達の世界でも、「神がその願いを聞き届けた時、あなたが望む形で願いが叶うとは限らない」とよく言われているが、まさしく蛮神もそういった存在…というか普段人々が祈る「神」というのはこの蛮神に等しいのかもしれない。よくも悪くも、彼らには「善悪の概念」がないのだ。
そして蛮神を盲信する信者たちは「テンパード」という奴隷同然の存在となるが、強大な蛮神の力の恩恵に預かりたいあまり、自我を失っても蛮神に従い続ける。
これは宗教や陰謀論、特定の信仰などに翻弄される我々も同じであり、支配層もまた、ルシファーのテンパードと言えるだろう。(支配層が信仰しているのは実はルシファーではないのでは?と思うが、この話はまた今度。)
■物語のキー、フェニックス
FF14の「新生エオルゼア」においてバハムートによる世界の破壊(第七霊災)が起こった際、この物語の登場人物の一人である賢者・ルイゾワに人々の祈りが集まった結果、彼を依代として具現化し、彼を半蛮神とすることによって滅びゆくエオルゼアを新生へと導いたのがこのフェニックスである。
つまり、フェニックスとは「滅びゆく世界を救ってほしいと願う人々の祈りの具現化」であると同時に、「誰かにとっての悪となる可能性のある蛮神」である。
賢者ルイゾワと世界の再生を願う人々の思い、そして冒険者たちの勇気がこの物語を「漆黒のヴィランズ」へと導くことになる。
ルイゾワは自分が「誰かにとっての悪」である蛮神となることを防ぐためにその命を犠牲とすることを決断するが、ギリギリのところでバハムートによって食われてしまい、バハムートのテンパードと化してしまう。
結果としてルイゾワはその後の物語でプレーヤー達に討たれるが、最後にはその力を後世に託し、バハムートの強力な攻撃からプレーヤー達を守ることとなる。
さて、この「フェニックス」だが、「フェニックスといえばNWO」とピンと来た人もいるだろう。
現在、あらゆる派閥が内部争いを繰り広げているイルミナティその他支配層だが、全派閥が狙うのがこの「フェニックス」である。
どういうことかというと、「手段は違えどもすべてを破壊してそこから新しい世界を作る=再生=フェニックス」を狙っているのだ。
「すべてを破壊し、灰にして、そこから蘇るがごとく新しい世界を支配する存在としてNWOが君臨する」というシナリオだ。
・今までの自分達のやり方に固執してその権力を手放そうとせず、666(維持のみ)の世界にしようとする勢力
・金融などあらゆるものをすべて破壊し(グレートリセット)、自分達にとって都合の良い意味での369(創造、維持、破壊。現在破壊のプロセス)の世界を作ろうとする勢力
と、おおまかに2つの勢力が今現在バチバチにやりあっていて、それに我々は巻き込まれているといったところだろう。
この争いに勝った勢力が、荒れ果てた世界にフェニックスのごとく現れて君臨し、自分達にとって都合の良いNWOという形で世界を”再生”するのだ。
つまり、この争いの結果次第で666のNWOもしくは369のNWOのどちらかが世界を支配するのだが、どのみちNWOが頂点に君臨するように仕向けられていることに変わりはない。何度も言うが、今起こっていることはただの「ピラミッドの頂点争い」なのだ。
また、「フェニックス」といえば、必殺☆エコノミスト誌の表紙にフェニックスが描かれたことを記憶している人は多いだろう。
あの表紙は金融崩壊後の世界統一通貨の登場のことだろう。
ビットコインか、リップルか…というのが一般的な考察だろうが、個人的にはIMMOのことじゃないかと思う。元締めがロスチャイルドだからね。
どのみち今後の我々の世界において何がフェニックスとなるか要注意だ。
ルイゾワのような賢者が現れてくれると良いのだが…。
恐ろしく長くなるので、続きは次回の記事に書きます。