ヨコトリ2024
晴天に恵まれた3月最後の土曜日、午後3時頃に会場にイン。チケットは、階段に登る前に見せた。エントランスホールの作品などいくつかの作品は無料で見れるようだ。結局、メイン会場を2時間ほど見て、ほかの2会場も時間いっぱいまで見たが、メモはとっておらず、作者名もほとんど知らないので、適当な感想になってしまうのを了承されたい。
エントランスで出迎えるのは、異形のオブジェ。
また、ジュディス・バトラーや柄谷行人などの電子書籍が何冊かあった。
各展示エリアにテーマが設けられている。展示エリアは全部で4~5箇所あった。最初のエリアでは、労使の対立など政治色の強い作品が展示されていた。
映像作品は、2つあり、そのうちの一つの作品は、80年代サッチャー政権下の英国での炭鉱労働者と警察の抗争であった。迫力があった。音楽はロック調で合っていた。
ほかの展示作品には、たぶん政情が不安定な国の素朴なアート(ただしセックスを含む)があった。それ自体は、普通だが、文脈からやはり受ける印象は変わってくる。
次は、日本人の画家を扱ったエリアだったと思う。その写真は撮ってなかったが、おどろおどろしい作品が多かったと思う。
次のエリアでは、香港のアーティストの作品や日本での草分け的なアートスクールの活動の記録が展示されてた。また、映像作品では、コロナ禍に海外の若者が北米かどこかの田舎で放浪しているような作品があった。音楽はブライアン・イーノの有名な曲が使われており、個人的に好きな曲なので、満足した。
ほかにはラリー・クラークのモノクロ写真や馬をフィーチャーした写真があった。
以下、展示エリアは失念したので、作品だけを上げていく。
今回のヨコトリは、政治性・メッセージ性の強い作品が多かったように思う。だからというわけではないが、残り2会場を見るには時間が足りなかった。メイン以外の2会場の映像作品は、ちゃんと見れてなかったので、もう一度行きたいところである。