現実はただの映像?自分の波動が引き寄せる体験
こんにちは、クムです。
今回は「現実はただの映像にすぎない」という、ちょっと不思議なテーマについてお話ししたいと思います。
スピリチュアルに興味がある方や、この世の本質について知りたい方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
実は、私たちが「現実」と思っているものは、映画のスクリーンに映し出される映像のようなものなのです。
そして、その映像は自分自身の波動が反映されているんです。
面白いですよね?
目の前で起きることはただの「映像」?
「今、この瞬間に体験していることが現実じゃないなんて、そんなはずないでしょう?」
そう思った方もいるかもしれません。
私たち、普段の生活でいろいろな出来事に遭遇しますよね。
友達や同僚と話したり、テレビを見たり、誰かと衝突したり、親切な行動をされたり。こういった出来事すべてが、「現実」として感じられるでしょう。
でも、スピリチュアルな観点から見ると、これらの出来事は「ただの映像」にすぎないといわれています。
私たちが体験している現実は、本当の意味での「現実」ではなく、自分が発する波動が具現化しているものだという考え方です。
まるで映画館で映画を見ているように、自分が引き寄せた「映像」を目の前で見ているような感覚です。
「波動」が私たちの体験を引き寄せる
では、そもそも「波動」とは何でしょうか?
波動とは、自分の感情や意識、思考から発せられるエネルギーのようなものです。
このエネルギーが外部に放たれ、同じようなエネルギーを持つ出来事や人を引き寄せるとされています。
あなたがポジティブで明るい気持ちでいるとき、周囲にいる人も親しみやすく、ポジティブな体験をすることが多いと感じたことはありませんか?
逆に、不安やイライラが強いとき、何となくトラブルが増えたり、嫌な出来事が起こったりすることってありますよね?
これがまさに「波動」が引き寄せる現象です。
たとえば、上司に怒鳴られて「こわい!」と感じたとします。
多くの人は、“怒鳴られた行為そのもの“が怖いのだと思いますよね。
でもこれは、あなたの中に「怖い」という波動やエネルギーが存在しているからこそ、そのような体験が引き寄せられるのです。
自分が持つ、
怖いと感じる波動→怖い体験が引き寄せられる
楽しいと感じる波動→楽しい体験が引き寄せられる
不安だと感じる波動→不安な体験が引き寄せられる
ということです。
こうした考え方を知ると、私たちが「なぜこの体験をしているのか」を見つめ直すきっかけになります。
怖い体験が引き寄せられるのは、「怖い」と感じる波動が自分の中にあるからで、逆に「安心」「楽しい」という波動があれば、もっと安心できる体験を引き寄せられるのです。
これって、ある意味すごくワクワクする話だと思いませんか?
体験ではなく「体感」をしている
ここで、もう少し掘り下げて考えてみます。
私たちは出来事そのものを"体験"しているのではなく、その出来事を通じて自分が感じる「体感」を体験しているともいえるのです。
たとえば、先ほどの「上司に怒鳴られて『こわい!』と感じた」のは、自分の中にある「怖い」という波動が、そういう経験を引き寄せたと説明しました。
だけど、同じ状況でも、人によって全く違う反応をすることを考えてみてください。
上司に怒鳴られた時:
Aさん:震えが止まらないほど怖い
Bさん:「は?何コイツ、うるせぇー」とイラっとする
Cさん:「なるほど、怒鳴るほどってことは相当重要なんだな」と冷静に受け止める
Dさん:「まあ、そういう日もある」とさらっと流す
同じ出来事なのに、なぜこんなに反応が違うのでしょうか?
それは、その人の「波動」によって体感が変わるからです。
他人にどう感じるかはコントロールできませんが、自分の波動を整え、ポジティブな体感を生み出すことは可能です。
心の中にある「波動」を少しずつポジティブにしていけば、たとえ同じ出来事が起こっても、それを楽しむことができたり、新しい発見があったりします。
私たちは「出来事」そのものを体験しているわけではないんです。
私たちが実際に体験しているのは、その出来事に対する「自分自身の体感」なんです。
どうやって波動を整えるのか?
「波動」が自分の現実に影響を与えるというなら、自分の波動を整えて、高い波動を保ちたいですよね。
では、どうすれば波動を整え、ポジティブな体験を引き寄せ、「良い体感」を得られるのでしょうか?
ここでは、波動を整えるためのポイントをいくつかご紹介します。
1. 自分の感情に気づく
普段、自分はどんな感情、気分でいるのか考えてみてください。
「そういえば、イライラしてること多いな」
「なぜかいつも不安を抱えているな」
こんなふうに、 自分の中にどんな波動があるのかを観察してみましょう。
そして、怒りや不安のネガティブな波動に気づいたら、それらを手放すことを意識してみてください。
「これからも、これらのネガティブ波動を使い続ける?」と自分に問いかけてみましょう。
もし、続けたくないなら、「今までもう十分使ってきた、もう使わない」と意図しましょう。
あ、でも使いたければ使ってもいいんですよ。
それは自由なので。
2. ポジティブな言葉を使う
人の悪口や環境の不満、否定的な言葉など、日頃から口にしていないでしょうか?
もしかすると、何気なく使っている言葉が波動を下げているかもしれません。
言葉には「言霊(ことだま)」という、神秘的な霊力、エネルギーが宿るとされています。
たとえば、「うざい」「ついてない」「むり!」などの言葉には否定的な波動が宿っています。
逆に、「嬉しい」「楽しい」「ついてる!」などの言葉には明るいエネルギーが宿ります。
ですので、普段からできるだけポジティブな言葉を使うことをおすすめします。
とはいえ、「常にポジティブな言葉を使うのは難しい」という方に超おすすめの言葉があります。
それは、「最高(さいこう)」です。
どうしても、不満や悪口が言いたくなるとき、「最高!」って言ってみてください。
たとえば、「あいつマジムカつく」→「あいつマジムカつく。最高!」みたいに、最後に「最高!」をつけるだけでも、気分が違います。
自分の波動も自然とポジティブに近づきます。
ぜひやってみてください。
3. 瞑想や呼吸法を取り入れる
瞑想や深呼吸は、意識を呼吸や体感覚に集中させることで、余計な思考や感情から解放されます。これにより、心が落ち着き波動を安定させる効果があります。
また、瞑想や呼吸法を取り入れることで、ストレスホルモンの分泌を抑制し、リラックス効果をもたらします。リラックスした状態が波動を整える助けとなります。
日常生活の中で、呼吸に意識を向けることってあまりないかもしれませんが、ストレスや不安事を抱えているときなどは、だいたい呼吸が浅くなっています。
呼吸が浅いと自律神経のバランスが崩れてしまったり、波動も乏しくなります。
瞑想、呼吸法といってもいろんな方法があるので、自分に合った方法を見つけて、無理のない範囲で継続的に行うことが大切です。
瞑想や呼吸法は心身全体のバランス、波動を整え、より豊かな人生を送るための有効な手段です。
今日からぜひ取り入れてみてください。
まとめ
今回は、「現実はただの映像にすぎない」という考え方についてご紹介しました。
私たちが体験している出来事は、実は自分の波動が引き寄せた「映像」のようなものです。
目の前で起こる出来事は、私たち自身の内面や波動を映し出していると考えられます。
この視点を取り入れると、人生が今までとは違った見え方になってきます。
自分の波動を整えることで、もっと楽しく、心地よい体験を引き寄せられるかもしれません。
あなたもぜひ、自分の波動に意識を向けてみてくださいね。