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ココがすごいよ!! OnRobot【第2弾】 -クイックチェンジャー(QC)編-

こんにちは。Spielerです。

ココがすごいよ!!OnRobot【第2弾】という事で、今回はOnRobotの一番の特徴でもあるクイックチェンジャー(以下QC)の事を掘り下げたいと思います。

難しい言葉は使わずに簡潔に紹介していきますので、OnRobotに興味があれば是非見てってください!


クイックチェンジャー(QC)とは?

まずQCとは何?という所ですが、OnRobot製品を使うには必須のパーツになります。

OnRobot製品は多彩なラインナップがありますが、全てこのQCを使ってロボットと合体することになります。


QC-Robot Side

QC-Robot Side

このRobotSideというパーツをロボット側に取りつけるだけで、全てのOnRobotツールを取付ける事が出来ます。可搬質量はMAX20kgです。内部に12個の金色の接触子が見えていると思いますが、この部分がOnRobotのツールと接触することで動作します。電力の高いツールなどの一部は、適応外もあります。その場合はロボットの外にケーブルを引き回す必要があります。

このRobotSideには側面にM8の8ピンコネクタが用意されています。
このM8コネクタとロボットハンドの手首に対応する接続口が用意されている場合は、下記画像のように、その間を短いケーブルで接続するだけで外にケーブルを引き回さなくて良いです。とてもスマートですね。


QC-ToolSide

QC-ToolSide

こちらのToolSideはオリジナルのツールを製作する時に必要なパーツで、OnRobotのツールを使うのであれば不要なパーツになります。

また、このToolSideにはプローブが実装されていない為、RobotSide側で用意されているプローブを使う事が出来ません。

よって、"機械的にクオリティの高い脱着機構を作りたい!"という目的の時だけに利用します。それだけの理由としてはコスパがあまり良くないので、単純に機械的に脱着したいという事であれば、他社の製品も検討の余地があると感じます。


Dual Quick Changer

Dual Quick Changer

こちらはDual Quick Changerと呼ばれて、何と"OnRobotのツールを2つ同時に取り付ける事が可能"です。こちらに関してはRobot Sideのツールは不要で、ダイレクトにロボットへ取り付けます。

どういった場面でこのダブルハンドにするのかと言うと、上の写真のように"何か加工が完成したワーク""これから加工機にセットするワーク"その場で切り替える事で無駄なロボットの動作を抑え、サイクルタイムを爆上げする為のアイテムです。

勿論こんな形で各々別のワークを掴む目的で使用するのもアリですね。
使い方は無限大です。

まとめ

クイックチェンジャーは色んなメーカーのものを触れてきましたが、OnRobotのこの製品のクオリティーは非常に高いです。(作りがリッチです)
なかなか文面ではお伝え出来ないのですが、カチッと感というか剛性感が他社よりも圧倒的に優れていると感じます。

デメリットですが、やはり値段ですね。
とってもカッコよくて使いやすいのですが、RobotSideのパーツだけで10万程するので、もう少し安くならないのか・・と思ってしまします。
100歩譲ってToolSideで接触子が使えないのであれば、”RobotSideの接触子が無しのタイプ”を安価でラインナップに増やしてほしいなと感じます。


いかがでしたでしょうか。
QCに関しては弊社にデモ機があるので、長野県の諏訪湖近辺に来られた際には、観光がてらに気軽に立ち寄っていただければ現物を手に取ってご覧いただけます^^

山の上から見た諏訪湖

ではまた

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