Spieler-自己紹介-
-noteはじめました-
Spielerと申します。シュピーラーって言います。(言いにくいですよね)
ドイツ語で”プレーヤー”って意味です。
読まれている方もきっと何かのプレーヤーかと思います。
そんな私は”製造業のプレーヤー”でございます。
-何をしている人か-
地方で細々と設計をしています。
大体の人からは「建築の設計ですか?」と聞かれますが違います。
工場における生産設備の機械設計をしています。意味わからないですよね。当然です。一般の方の目に触れることは無いので・・。
でもこの業界は本当に楽しいんですよ。
そんな楽しさがこの雑記を通して少しでも伝わり、製造業を好きになってくれる方が増えたらいいなと感じてます。
自分の会社名はユーザーさんの迷惑になるといけないので、しばらくは伏せさせていただきますね。
-製造業との出会い-
19歳で地元の産業装置を作っている企業に入社しました。
40人くらいの会社でFA開発という部署で働き始めます。
FAとはファクトリーオートメーションの略です。
工場の単純作業なんかをロボットに置き換えます。
"世界で一台のオリジナルの機械作りますよー!"という簡単なお仕事です。
2年間現場で組立と基礎的な部品加工を覚え、その後製造業の花形部門
である”設計”の道を歩んでいきます。
装置設計者は大きく、機械、電気、制御の担当に分かれています。
そんな私は"機械設計者"としてスタートします。
最初はME10という2次元CADで装置設計をしておりました。
-挫折-
23歳にして早速ギブアップです。(笑)
強烈なストレスにより会社のパソコンの前で図面を描きながら涙が溢れ出てきてモニターが見えなくなった事は今でも鮮明に覚えています。
同期が入社時7人ほどいましたが、最終的に私を入れて2人しか残っていませんでした。
結局そんな私も精神的に憔悴してしまい、設計の道をあきらめる事となります。設計のお仕事ってホントに病むんです。
23歳で2回も会社関係でお葬式に参列した位です。ヤバくないですか。
-転職の迷い-
車がとにかく好きだった為、「トラックの運転手になろう」そう決めて大型の免許を取得。
運送会社に内定も頂きましたが、結局運送業の道には進みませんでした。
そしてそんな中、地元のとある製造関連の社長と出会い、そちらでお世話になることとなりました。
-復帰-
「装置組立で人材が足りない企業へ出向き、組立応援いたします」
そんな会社に入社しました。
製造業にはフリーランスで活躍する方が沢山います。
そんなフリーランスの方に声をかけ、時間単価を交渉し、自分のチームを
作り企業に出向きます。自分はフリーランスの方達をマネジメントすると共に、組立、機内配線配管、I/Oチェックを行っていました。
色々な企業の図面を見ていると、設計思想が見えてきます。
「なんでこんな設計なんだろう?」「この機構はすごい!」「自分だったらこうするなー」などなど、設計に触れていた事で他の設計者の図面を見るのが楽しくなってきました。
「また設計がしてみたいです」社長に告げるとすぐに機械設計のとして外注として派遣されました。
派遣先ではSolidWorksという3次元CADを使いました。
ヒストリ型の3次元CADは慣れるまで大変でしたが、知識が増えるたび
どんどん設計が楽しくなっていきます。
そしてある日
「独立したいと思います」
そう社長に告げて起業する事になりました。
30歳の夏でした。
・・・続く
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブログを書きながら画像などもアップしておりますが、お客様に迷惑のかからない範囲で載せております。
こんな雑記は誰にも読まれることもないかもしれないですが、考えるより先に行動することが大切なんだと日々感じます。
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