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暴力をやめて投票を!


米国で警官に殺害された故ジョージ・フロイドの弟テレンス・フロイトさんのスピーチをBBCのwebサイトの記事から文字に起こしました。

私が強く共感したのは、「自分でだれに投票するかを調べるんだ」という言葉です。今こそ、大事なことだと思うのです。以下引用します。


みんなが怒っているのはわかる

でも俺の怒りの半分にも満たないだろう

俺だってここで暴れたり物をこわしたり

コミュニティをめちゃくちゃにしていないのに

君たちはなにをしているんだ?

なんもやっていないんだよ。

こんなことをしても兄さんは戻ってこないんだ

今この瞬間は憂さ晴らしになっているかもしれない

のんでいるときみたいに

だけどあとで

あのときなにをしていたんだ?

と思うようになる

うちの家族は平和的で信心深いんだ

そりゃ怒りもある

でももう繰り返さない

警察が残酷な事件を起こすたびに同じようなことが起きる

みんなデモやって物をぶっ壊して

それでもやつらは動かない

なんでだと思う?

やつらの物じゃないからだよ

だからやつらは俺たちに俺たちの物を壊してほしいんだ

やつらは動かない

だから違う方法でやろうぜ

そうだ違うやり方を試すんだ

俺たちの声が届かないなんて考えは捨てて

投票するんだ

大統領選だけじゃない

予備選も

みんなのために投票する!

勉強するんだ

自分で勉強するんだ

ほかの人がどんな候補者がいるのかを

教えてくれるのを待つんじゃなくて

自分でだれに投票するかを調べるんだ

それがやつらには効くんだよ

だってこっちにはたくさんの仲間がいる

たくさんいるんだ!

すごい数だよ!

ただ暴力は無しだ

平和的にやる

やつらをだますんだ

向こうは俺たちがまたやると思うだろうけど

そうじゃない

変えよう!

平和的にお願いします

兄さんはヒューストンからこの街にきた

よく電話でいい街だと言っていた

兄さんはトラック運転手になって働いてたよ

兄さんはみんながこんなことをしているなんて望まない

みんなに言う

落ち着いて

牧師さんが言ったように

左手に平和を!

右手に正義を!

そうだ俺が見たかったのはこれだ

左手に平和を!

右手に正義を!

左手に平和を!

右手に正義を!

左手に平和を!

右手に正義を!

左手に平和を!

右手に正義を!

これが伝えたかったんだ

家族を代表してみんなありがとう

愛を花を追悼をありがとう

最後に聞きたい

彼の名前は?

ジョージ・フロイド!

ジョージ・フロイド!

ジョージ・フロイド!

みんなありがとう




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