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迷ったけど、RIMOWA original cabin Sに決めた話

わたしの買い物の原理原則は、おばあちゃんの言葉の影響が大きい。

「男はね、長く使えるいいモノを買うのよ。女は安物をたくさんが楽しくていいの笑」

現在、91歳の祖母だから発言に男女差別の風味を感じるのはやむ無しだが、祖母からの助言を受けた小学校5年の私は、なんだかそんな男がかっこいいと感じて。お年玉から捻出した2万円(当時の自分には大金)で革財布を買って長いこと使った。当時の友達はやすーいビニールの財布とかadidasとかのを使ったりしてて、ダサいなーとか思ってた笑 友達のお母さんから「あら良い財布持っているわね」、とか言われると、このお母さん分かってるやんー、なんて思ってた。財布の中には数百円しか入っていなかったけど、なんか武士のつまようじのような気分で子供ながらに必死にかっこつけていた。

最近もそういったかっこつけしーは顕在で。一生使えるモノを探して買う原理原則は小学校当時のまま。

RIMOWA original cabin Sに照準を定めるまで

RIMOWAサルサの機内持ち込みサイズを、大学生のときに買って12年使った。直営店での修理を数回受けながら丁寧に使ってきたが、いよいよボリカーボネート部分にヒビが出だしたのでお役御免かと。

1年間ほどの東京-大阪間週末飛行機往復生活で酷使したことが、印籠を渡す結果になった様子。ポリカーボネートで12年使えるんだからアルミだったらメンテしつつミニマムで20年はいくでしょと、originalの購入は心に決めていました。懸念はボコボコになること。それが味だと感じれる人はいいですが、私はきれーに使いたいタイプだから、機内持ち込みサイズであれば自身の丁寧な取り回し次第では無傷を維持できると。

が、RIMOWA originalの機内持ち込みサイズには、容量問題がありました。

公式サイトでは双方機内持ち込みと書かれた「34L」と「32L」という僅差のラインナップが存在する。数年前にSというモデルが出始めるようになったらしい。

機内持ち込みは合計サイズが重要らしく。私がゴルフ旅や出張で使うエアラインは必ずANA(マイル修行中に東京勤務復活で断念)。その国内線機内持ち込みサイズは、3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内かつ3辺それぞれの長さが(55cm × 40cm × 25cm以内)という縛り。34Lはわずか3cmオーバーしている模様。

機内持ち込みできる中では最大限の容量が欲しい...

銀座直営店の店員さんに聞くに、Sではない通常のcabinでも“ほぼ”機内に持ち込めると。「お客様からは、僅か3cmのオーバーを保安検査場で指摘され、持ち込めなかったという話を稀に聞くことがあります。でも、ほぼほぼ持ち込めそうです!」と。その真面目な保安検査係の方の丁寧な仕事には脱帽だが、その僅かな確率で起こる一回に直面し、持ち込めなかった場合、強制的に預ける羽目になり、再会したときにはボコボコになっていたら、旅先で涙しちゃいそうなんで、Sにしました。

昔のRIMOWAサルサ32Lくらいのやつを使ったことある方は分かると思いますが、横から見たときにサルサライクでスリムなのはSの方。通常cabinはややボッテリ感。

無事、手元にRIMOWA original cabin Sが到着しました。

1泊の出張とか、ちょっとした電車移動用に27Lの2輪ジャバラタイプのトパーズも使っていますが、やはりこの32Lサイズが使用頻度が一番高くなりそうです。32L正解説が濃厚です。

旅行で使ってみたら、使い方の工夫が必要だった

内部の構成がサルサとは違い、両サイドにテープで止めるフレックスディバイダーなる仕切りがついています。旅先でそれを両面広げるとかなりの面積を専有することになり、宿泊先で浮かれる家族を尻目に改善案を思考する私。

仕切りの機能はほぼ使わない形式にしようかと。つまりパッキングの方法で工夫して、中身が暴れても多少は許容するスタイル。2枚ある仕切りを片方に寄せます。

こうしてしまうことにしようかと。なにか使い方にアドバイスあればコメント頂けると幸いです。長い付き合いになります故。

もろもろ、こんな視点のレビューやブログが無かったため、購入時に悩みましたので、書いてみました。

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