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売上意識しよう、と言ってませんか?

「売上意識しよう」と言ってませんか。
今のポジションに至るまで私もよく言われてきました。マネージャーとなった今ではリーダーたちに私が言う立場です。

しかし、これを言うだけで業績UPに繋がれば楽だけど、そんなことはない。
ここには、2つの問いがあると私は感じている。

売上意識への問い

①『売上意識』とは何を求めているのか
『意識』とは非常に曖昧である。マネージャーの意図が相手に正しく伝わらない可能性がある。

②『売上意識』の環境が整っているか
言葉の声掛けだけでなく、意識させられる環境を提供することもマネージャーの役割だと思う。

では、これらを改善していこう。

売上意識への改善

①『売上把握しよう』と明確に伝える
売上プロセスの把握⇒計画⇒実行の『把握』という意味を指して、私は使っている。それなら、『売上把握』と言ってしまおう。
ただ、「売上を最優先で行動しよう」という意味合いで使う人もいる。
だからこそ、曖昧さを解消して伝えよう。

②売上情報を容易に参照できる環境を作る
意識をさせたければ、それに適した環境を作ることが近道である。売上情報のリアルタイムな状況を把握できる環境、これが整っているかどうかは行動改革には大きな要素だと思う。ちなみに、私の職場ではここが非常に弱い。

③日常的に具体的な売上情報を会話する
これも環境を作る一環だが、日々のコミュニケーションで売上について会話する。また、その時に具体的な数値で会話することも重要だ。

これらが「売上意識しよう」をリーダーが実践していくため、マネージャーが行う支援である。

そして、その先の本当に大事なことは、

売上把握して何をするか

やはり、成果を出すためにマネジメントをしていることを忘れてはいけない。

最後に、私も職場での売上把握をより効率的に、かつ、効果的に行うための環境作りを引き続き実践していく。

さあ、「売上把握しよう」と伝えて、リーダーの成長をワクワクしよう。

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