アルセウスはくば feat.ビーダル(バトクロベスト16)
※こちらは備忘録となっています。構築記事と言えるほど立派なものではございません。ご了承ください。
初めまして。釈迦チキです。
今回は2月6日に行われたBXR予選エメラルドブロックに関する話をさせて頂きます。
結果としては予選4-1(3位抜け)
決勝トナメ一没(ベスト16)となってます。
普段あまり結果が出せてなかったのでそれなりに勝てて良かったです
1・デッキ選択
環境的にはミュウが言わずとしてたTier GODでそこと渡り合えるデッキがアルセウスVSTAR系統(悪、水、ジュラルドン)や非Vといったタイプといった認識でした。その中で僕が白馬アルセウスを選んだ理由は正直言って「消去法」です
使いたくないデッキがいくつかありました。
ウッウロボ入りミュウVMAX
高いので無理です
うらこうさく軸
頭を使いすぎるのでミスしてしまう。連戦は尚更キツい。(元々うらこうさく型の白馬アルセウス使ってました)
非V主体
時間がかかりすぎてしまい、プレイスピードに自信が無いため諦めました。計算も面倒です
一撃デッキ
個人的に好きなデッキで立ち位置も悪くないと思うけど「回らん」の一言です
安定感を高めてもデルビル出せないわヘルガー進化できないわで使えなさすぎて封印しました
ざっとこのくらいです(もっとある)
そんななか、1週間前のシティリーグでビーダル入の白馬アルセウスが結果を出しました
(素晴らしい構築記事なので是非見てください)
これを参考というかほぼそのままで使ってます
ビーダル型の強み(うらこうさく型との比較)
他に割ける枠が多い
(単純計算で4-4-3に対し3-2)
その分しっかりとドローサポートを採用したり
メタカードを組み込めたりする
クイック・ハイパーボールを採用しやすい(Vを並べやすい)
※並べやすいと言っても並ばないことは普通にある。さらにVIPパスと霧の水晶を入れてるミュウがいかに安定するか()
ビーダルの弱み
打点調整ができない(クイックシューターは偉大)
欲しいカードをすぐ引けるとは限らない
クイックシューターがないのは特にvsVMAX戦で響きます
ちなみにチラチーノ型にすれば後1で仲間を呼んだりデッキにVIPパスを入れやすくなったりで強いかも知れません。
ビーダルなら一体でも充分ドローできますがチラチーノ型は割と並べないとキツイのが難点でしょうか。
2・デッキの採用・不採用
アルセウス3-3
白馬2-2
アルセウス
下は4あってもいいと思います。上は進化のしやすさやVSTARをアタッカーとして2体たてることもあるので3枚
白馬
スタートしてもそこまで嬉しくない。後半に1体たてれば充分なので2枚ずつ
クロバット・ネオラント1ずつ
事故回避用です。スタートしたら泣きましょう。
ビーダル 2-3
1体たてば充分です。(2体たてばにんまり)
穴ぬけのヒモケアや壁役のサイド1役にも使います。
ボール 4-4-2
クイック・ハイパーボールはポケモンを並べる他に、手札を減らして働くまえばで引きにいくのにも使えます
こだわりベルト 2
強い。クイックシューターがなくてもなんとかなってるのはベルトのおかげ。3枚欲しかった場面もあった。
入れ替え札2-1-1
3枚でもなんとかなりそうだけど4枚は安心できる。中盤以降はダブルターボが逃げエネとして使えます。
ツールスクラッパー 1
枠が増えた恩恵と言える。相手のベルトやお守りを破壊できるのがいい。味方の道具を張り替えるテクいこともできますがあまり意識しなくてもいいと思います。
博士3
よく見るのは2枚ですがダブルターボエネルギーを3枚しか持ってなかったのと、たまにとんでもない事故が起きるので3枚採用。これで安定したかは諸説。
マリィ 2
雪道マリィで相手を泣かせましょう。自分はビーダルでドロー量はおぎなえます。
ジャッジマン1
このデッキではマリィの上位互換に化ける可能性がある。(さるぢえやスマホロトムのケア)
でもみんながみんなジャッジマンを入れるのは不思議で別の嫌がらせカード(セイボリーとか)を入れてもいいのにとは思います。
メロン1
エネ加速をアルセウスが担うためそんなに出番はないです。エネ0のアルセウスVSTARがトリニティノヴァするためとか白馬がダイランスで息切れしないためとかに使います。
逆に言うとアルセウスへの依存度が高く、白馬単騎で戦うのは厳しいです。
ボス3
バトル場のVMAXよりベンチのV狩る方が楽(当たり前体操)(他に言うことなかった)
ボスを使ったターンでもビーダルでドローできるのはよき。
チェレンの気くばり1
使えたら昇天です。大会でここぞの場面で使えて脳汁ドバドバでした。
雪道3
自分も特性持ちVポケモンを使いますがスターバース後は止めても基本問題ないです。
トレーニングコート1
メロン1枚でエネ回収手段が少ないのとミラー含めて先に雪道を貼られると厳しいので採用しました
が正直怪しいです。
(うらこうさくのように好きなタイミングで持ってこれないから)
特性かぼちゃのあなのバケッチャだとボールで持ってこれるし、ミラーなら雪道を剥がして色々した後に再度雪道で蓋できるのが良さそうです。
(先程購入しました)
水エネ8 ダブルターボエネルギー3
ダブルターボエネルギーの枚数は本当に諸説で今回参考にしたレシピは後1トリニティチャージを狙うための4枚だし今大会優勝した白馬アルセウス(同じくビーダル型)は2枚でした。
ダブルターボエネルギーは中盤以降の逃げエネとしても重宝するので腐らないとは思います。
不採用カード
ノコッチ・マナフィ
連撃ウーラオスが厳しそうだった+当たる気がしたので入れたかったのですが他のパーツを抜くのが怖かったのでめっちゃ不利ではないだろうと言い聞かせました
たっぷりバケツ
手札に水エネが欲しいことがほぼ無いです。
ダンデ
うらこうさく軸の時はミュウをワンパンして気持ちよくなってたのですが、警戒されてオドリドリを出されると倒せないし、ベルトダンデダイランス310ダメージでは他のVMAXを倒しきれない。
メタモンV
2種類のポケモンVを使うデッキには基本的に強いと思います、が今回のデッキは積極的に雪道を貼るので使うのが難しいのでやめました。
チャーレムV
ダブルターボヨガループ強いぞと聞いたことがありますが、ダメージラインが微妙(例えば280に+20で落ちる場面が思い浮かばない)ため
うらこうさく型ならクイックシューター込で有効的に使えそうだけどあえて生かしておく意味とデッキ枠、ベンチ枠的に厳しそうな気がします
クラッシュハンマー
今大会で優勝した白馬アルセウスに入ってました。4投はかなり思いきっていてデッキが安定するのか不安なので自分は採用してない(というか思いつかなかった)ですがフュージョンエネルギー、アルセウスVのダブルターボ、アルセウスにエネ加速を頼ってる相方のエネルギーを落とせるとめっちゃ強いと思います。
セイボリー
入れるか迷って結局入れませんでしたが、それこそ連撃ウーラオスとか非Vに強そうなので今だったら入れたいです。
大きなお守り
アルセウスも白馬VMAXも+30の恩恵はありそうですがベルトつけてたい気もしたので不採用。入れて弱いことは無い。
3・デッキのイメージ
世は大後1エコー時代。初手はサイド差をつけられないようにビッパから始めたいです。逃げる手段がないとか後1トリニティチャージが決まりそうならアルセウスバトル場でも大丈夫といった認識です。
雪道で相手の動きを止めながらベンチにムキムキの白馬VMAX(水エネルギー4くらい)を育てつつアルセウスVSTARででバシバシサイドを取るのが強い盤面だと思ってます。
対ミュウVMAXに関しては白馬より案外アルセウスの方が有効だったりします。Vはhp220なのでタブレットやベルトが最低1枚は要るし、VSTARは210技で3枚要求(しかもサイド2枚)。それを雪道下でするのはかなり難しいと思います。
ビーダルはうらこうさく程必死にたてる必要はないと思います。(ドローソースはぼちぼちあるため)サイド1枚用として置いておき、中盤とかで進化できたらいいよねくらいの考えでつかってました。
4・大会の様子
予選5試合(スイスドロー)
1ミュウVMAX(後攻)🙆♀️
2白馬スイクン(後攻)🙆♀️
3白馬アルセウスビーダル(先攻)🙆♀️
4ゲンガーVMAXビーダル(後攻)🙆♀️
5連撃ウーラオスVMAX(後攻)🙅♀️
1ミュウVMAX
対戦相手の方とはメンバーシップの対戦会で半年前に1回対戦したことがあって、確かその時にミュウVMAXミラーで先攻で勝てそうだなって思ってたらウッウロボでぶん回されて自分のミュウVMAXがワンパンされた苦い思い出があります。
たぶん失礼な態度をしていたのですが、謝る機会を見失ってたのでここで謝罪します。
失礼な態度で不快にさせてしまい申し訳ございませんでした。
余談はそこまでにして
相手の1ターン目はそこそこ展開されたけどバトル場はゲノセクトで終了。自分の1ターン目はバトル場にアルセウスで倒されても2ターン目に進化できるようにアルセウスとビッパを置いたのは覚えてます。雪道も確か貼りました。
秒で剥がされました。がゲノセクトの入れ替え手段がなかったのかあなぬけのひもを打たれたのでビッパを前に。メロエッタのメロディアスエコーをサイド1枚で抑えることができました。返しでメロエッタを倒しながらツールスクラッパーでミュウVMAXのこだわりベルトを剥がしました。これが大きく響きます。
2回目の雪道も速攻で張り替えられるもののウッウロボ下ブレもあり、アルセウスに対してテクノバスター270。タブレットを2枚使わせながら10耐えたのがめちゃくちゃでかかったです。リソースを吐かせただけでも強いのに手札にチェレンの気くばりがあったからです。バトル場のVSTARを回収しベンチのアルセウスVを進化して再び殴り始めダメージレースを有利に。トドメの雪道も刺さり、勝ちました。
後日談ですが、相手はバケッチャを採用してましたがサイド落ちだったそうです。
2 白馬スイクン
相手の白馬VMAXがキツイのが予想されますが、逆にスイクンはこちらがベンチを調整すればワンパンされないので全力で白馬を倒したいと考えてました。運良く相手の2ターン目に白馬が進化しなかったのでスターバースをしてスイクンを無視してボスの司令白馬ベルトトリニティノヴァで倒します。次のターンも白馬を呼び出して倒せたのでめちゃくちゃ有利になり、そのまま勝ちました。
3ミラー
結果をまとめた時に気づきましたがこの対戦でしか先攻取ってないですね笑。逆にミラーで先攻を取れてるのはとてもデカいです。2ターン目にスターバース等やりたい放題した後に雪道で蓋をして相手にスターバースを打たせないことに成功します。
それでも相手のベルトダイランスはキツイのがのが予想されましたがツールスクラッパーでベルトを壊せたので無事勝てました。
途中相手のアルセウスVに対して210トリニティノヴァを宣言した後でアルセウスVが220であることに気づきました。そこはめちゃくちゃ反省点です。
4雪道ゲンガー
昼休憩後でマッチングから試合開始まで時間があったので対戦相手の方と少し雑談で盛り上がっていましたがビッパスタートで白馬VMAX2枚白馬V1枚ボールドローサポート無しというかなりキツい手札で内心焦ってました。
しかし相手の様子がおかしかった。デルビルスタート手張りエンドでした。ワンチャンあるのではとこちらは白馬V手張りエンド。すると相手は次のターンにヘルガーに進化して自身で攻撃して終了。お相手の方がよりなんにもできない大事故だったのです。進化ダイランスで呆気なく勝ちました。雑談で盛り上がった仲なのでもっと対戦したかったと思いました。
5連撃ウーラオスVMAX
この時点で予選抜けが決まってましたが、オポが妙に高くてワンチャン予選トップ通過できそうと意気込んでました。しかし、相手は連撃ウーラオスとぼちぼち不利マッチ。バトル場を逃がせなくて後1トリニティチャージができずアルセウスVを呼び出されて倒されました。
エネ加速が出来なかったのでこのままずるずる倒されて負けました。
余談ですがこの試合自分は6回引き直し4マリガンでした泣。
予選3位通過でした。上位2人は5-0なので自分が4-1の最上位でした。オポネントがなんと76!!!
めっちゃ高い(知らんけど)
何事かと思ったら対戦相手は全員3-2以上で勝ち越してる強い方でした。予選3位通過は強者感が出てアドですね(小物感)
本戦
1ゲンガーVMAXビーダル
お察しの通り、4戦目の方と再戦です。フラグ回収が早すぎました。
今度はお相手のデッキの周りもよくかなり展開されました。一方の私、クロバットスタートでございます。絶&望。何が悲報ってナイトアセットができないことよりパニックフィアーが勝手に+60されるのがキツすぎです。
手札はハイパーボール3クイックボール1。ポケモンは出せるけどエネつけれないしサポートもない。そういう時のネオラントって山見たらサイド落ちワロタ。ハイパーボール1つをを相手に雪道はられなかった時にアルセウスを進化させてスターバースワンチャンにかけるために温存。クイボハイボ1つずつでベンチを展開するんですが1体はアルセウス確定でもう一体をアルセウスVかビッパかで悩んでました。
アルセウスを選ぶとパニックフィアーがVワンパン圏内になる。ビッパを選ぶと一体しかいないアルセウスをボスで呼び出されてキョダイマルノミやペインバーストで倒されるとほぼ負け確。
悩んだ結果アルセウス2体を並べました。もちろんトリニティチャージは打てません。
2ターン目、相手の盤面は完成してクロバットが散りました。雪道を貼られなかったのでスターバースで逆転を試みるものの手張りができてなくてトリニティノヴァがメロンを使わないと打てない状況。メロンのドローでは状況の打開が難しい(白馬VMAXの準備やその他諸々)ためベンチのアルセウスでスターバースをし(ダブルターボと博士)、バトル場のアルセウスでトリニティチャージから入り白馬を育てるプランにしました。
次のターンにパニックフィアーでアルセウスVを倒されて後がない状況。しかし相手のゲンガーVMAXは2回の一撃の咆哮でhp280。ベルトダイランスで落とせます。倒せたらワンチャンあるかと山を見たところベルトがありません。1枚を初手のハイボのコストにしてもう1枚はサイド落ちでした。セカオワです。
一撃エネ2ベルトキョダイマルノミ320で白馬ワンパンで終了です。。。
最後は悲しすぎる終わり方でしたがこういう記事を書こうと思えるくらいには結果がでて良かったという感じです。
デッキに関しては改善や応用はめちゃくちゃあると思います。
5・あとがき
今までやったことのあるポケモンカードは構築済みデッキを買って友達と遊ぶ(本当は友達がいないので1人回し)という環境だったので漆黒のガイスト白銀のランスは復帰ではあるもののガチ競技としては初めての経験ばかりでした。色んな面白いデッキを調べて作ったりリモートという形で対戦できたりと楽しみながら少しずつレベルをあげることができたと思います。
これからもポケモンカードを楽しみながらCLのような大きな大会に出られたらなと思います。
BXRで対戦してくださった皆さん、運営の方々、一緒に対戦、考察してくれるいつもの人達。ありがとうございました!!!