紅茶のこと、あれこれ
紅茶かコーヒーか
と聞かれたら私は必ず紅茶を選ぶ。
紅茶が好きだから。そして、いつか、大人になったら美味しく飲めるようになると信じていたコーヒーが、未だに肌に合わないから。(あれは「コゲを飲んでいる」としか思えない。)
コーヒーを批判したいわけではない。今も、いつか、美味しく飲める未来を心待ちにしている。格好良くて憧れる。
先日、大好きな人からTEA PONDなる紅茶ブランドの「ブルーバード」という茶葉をいただいた。
茶葉に淡い青色の矢車菊が混じっていて見た目にも楽しく可愛らしい、香り高いアールグレイ。
これが、とんでもなく美味しい。
少し前に、Janetのアールグレイティーバッグ100個入りを買って、「最高に美味しい。一生これで良いや。」と思ってガバガバ飲んでいたところだった。
それでも充分に満足なのだけれど、良いモノは良いモノで、またすごく良い。
THE POND美味しいぞ。なくなるのが嫌でゆっくり飲んでいる。
そういえば、大学の卒業旅行でフランスへ向かう飛行機の中で
飲んだDilmahのセイロンティーが、ティーバッグに紙コップという組み合わせなのに、何だか世界一美味しい紅茶のように思えて、感動した。
旅行から帰ってきて同じ商品を買って自宅で飲んだ時は、確かに美味しいのだけれど、飛行機のあのDilmahと全然違って感じた。
飛行機って良い水を搭載しているのかしら。私の淹れ方が悪いのかしら。
それとも、初めてフランスに行く高揚感がスパイスになっていた?
皆で食べると美味しいね。
外で食べると美味しいね。
なんてよく聞くわけだから、飲食物の美味しさは気持ちに大きく影響されるんだろうな。
最高におしゃれな店で
格好良いカップに淹れられたコーヒーを
大好きな人と談笑しながら味わったら、克服できるのかな。
いや、しかし、あれは私には、まだ"コゲ"なのだ。
やっぱり紅茶が好き。