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痛みから逃げている自分に気づいてしまった『なんだか痛くて仕方がない』

日曜日が終わってしまった。やろうと思っていたことが、まったく手につかないまま。どうやって月曜日を迎えようというんだろう? ※正確には、これを書いている今は、もう月曜日ですが。

去年、いや一昨年ぐらいから、私は総じて体調を崩している。薬でどうにか保っているのだが、特にここ数ヶ月は、物理のテキストで出てくる「仕事量」が減っている感じがする。それでも、本は読んでしまうのは、やっぱりただの怠惰なのかもしれない。

こんな夜には、先日の文学フリマで頒布されていた『なんだか痛くて仕方がない』を紹介したい。Boothでも販売中です。(文学フリマに行けなかった私は、Boothで購入しました)

のしりこ氏のエッセイ集。闘病記ではなくて、痛みと共に生きていくエッセイ集。鋭い観察眼と、軽妙な語り口、愛するものへ情が詰まっている。

そこに綴られる日常を読みながら、ふと自分のことを考えてしまった。私はたぶん、ずっと痛みから逃げたがっている。たぶんそれは、今に始まったことではないから仕方ないことだけど、逃避が癖になっている。だから身体にも向き合えない。ただ、やりたいことや見たいものをできるだけ増やすためには、もっと自分の身体について観察して、向き合うほかない。これだけソフトランディングしながら渡された最後通牒は、受け入れるしかないです。

さ、明日は早起き(当社比)して、どうにか1週間を凌ぐぞ・・・!

最後になりましたが、のしりこさんのnoteのページはこちら。

(今回の記事のサムネイルは、ネコにしよう!と決めていました)

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香野わたる
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