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広告コンテンツも【待てば読める】の時代?「ひみつのPRIME」について
屋外広告は、たいていオープンな場所にあるもの。ただし、交通広告は少しだけ、事情が異なる。とりわけトレインチャンネルについては(意識している人は少ないが)、運賃を払ったうえで目にしている。だから実は「見なきゃ損」ではある。
その意味では、タクシーのシート裏にあるタブレット端末「タクシーメディア」は、乗客として「見なきゃ損」の具合は、電車賃の比ではない。だけど、やたらと威勢のいいビジネス系CMや、疲れているときに流れてくるし読み物系マガジンは、どうにも目のやり場に困ってしまう。
そんな中で、TOKYO PRIME枠内で今年6月から始まった「ひみつのPRIME」という、ゆるいインタビューで構成されたオリジナル番組は、ちょっと違う。MEGUMI扮する「ラヴィ」というウサギの人形が、ゲストのひみつを打打ち明けてもらう……という主旨。タイアップ企画として、俳優が映画やドラマの宣伝として運用することが多いが、ダラダラと話しながら行われるのは良いところ。思わず観てしまう、画期的なコンテンツだ。
昨日乗った時は、ちょうど黒沢清『cloud』キャンペーン中の菅田将暉で、これが面白かったので紹介しようと思った。が、しかし。
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