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山手線ルーレット

ハロー!ボンジュール!グーテンダーク!こんっちは♪

このnoteはスパイシーな女として自他認める(と思う)、20年近く友情を育んでいる、アラフォー女の事実に基づいたストーリーだ。 

ごめんなさい・・・湿度のムシムシで頭がぽけぇ〜ってしており、満月1日遅れでの更新でございます・・・・

20歳前後からの7年ほどだったろうか。ジェリーとステファニーの週末は80%ほど、クラブだったのではないだろうか。今はもう、体力がないから行くことができない。終電で街に繰り出すこともしない。夜は寝る。

なんせ7年以上もの間、クラブで遊びまくっていたからいろんなことがあった。
クラブ通いをしていた頃は、新宿や渋谷の駅からは40分ほどで行ける、各駅停車しか止まらない東京の郊外でシェア暮らし。二人で住んでいたので行きも帰りも一緒。変な男性に惑わされることもなかった。

土曜の日中に予定があると帰らず、二人で代々木公園のベンチで寝たりしていた。変な男に惑わされるのと同じほど、今思えば、それも危険だ(笑)

なお、「1時間もかからない場所にお住まいなら、一旦帰ればいいのに!」と思われるかもしれないが、クラブ明けの朝は見事に乗り過ごし、帰るまでに2時間もかかることもよくあったので帰らなかったのだ。

今回はそんなたくさんの楽しい夜の明け方にあった、しっかり者のジェリーちゃんが乱れる、ステファニーの大好きな話だ。

その金曜日も、もちろん渋谷のクラブへ。
翌日の日中は、高校の同級生10人近くで劇団四季の”ライオンキング”を見に行くことになっていた。もちろん寝る場所は山手線。5時間以上の空き時間があったので山手線ルーレットにチャレンジ!山手線は丸いから乗り過ごす心配がないのだ。
目的の観劇場所の浜松町 手前の駅で目覚めたらお互いを起こし、そのまま浜松町に行く。違う場所で目覚めたら再び寝る。山手線ルーレットはそういったルールだ。
何度か目を覚ますのだが、浜松町付近ではなかったので、また山手線に揺られ、微睡む。

が、ある時、ジェリーに激しく、揺さぶられる。
ステファニーは、寝ぼけ眼を頑張って開けると目に入るは”新大久保駅”。ジェリーが飛び出ていく。
「やばいやばい、トイレ!」すごい勢いで走っていくジェリー。追いかけるステファニー。
個室に入るジェリー。
「*******〜」お酒を飲み過ぎていたのね。マーライオンをトイレで無事済まし、スッキリ♪
そして、約束通りに浜松町駅へ。確か、予定よりもだいぶ早く着いたはずだ!

肝心のライオンキングは・・・・
ジェリーが覚えていることは、一番やっすいチケットだったからキリンは見切れる、演者は豆粒というありさまにウケつつも、新大久保で搬送されたり連行されたりすることなくたどり着けてよかった!
ステファニーが覚えていることは、命が続いていることの素晴らしさを感じつつも、キリンのお顔が見れなかったこと。2階のリーズナブルな席で見たので舞台演出が見切れる席だったのだ。そして、後日通っていたファッションの専門学校の授業の一貫でSS席でまた観劇したのだった。

年齢を重ねることを楽しいと思えてきたこの頃。
新月と満月に更新予定のこのスパイシーな私たちのnoteがあなたの心を照らしますように。


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