むかしの方がいい写真撮ってた気がする。
過去の写真を振り返ってみてそう思いました。
一眼レフは10年前から持っていて、
ただ4年くらいブランクはあったんですが、
10年前はなにも考えず適当に撮っていたはずなのに
なんかいい写真撮ってるなと思うんですよね。
要因としてただ昔を懐かしがってるだけな可能性もあるんですが、それ以外にも思うのは、
まず10年前は学生だったのでとにかく時間があったんですよね。
朝から夜まで時間に余裕があって、どんな時間帯の写真も自由に撮ることができた。
また学生なので、通学もあれば、人に連れられて外に出る機会が、リモートワークの今より圧倒的にあったので、いろんな場所のいろんな表情を撮れていたような気がします。
今家にこもりっきりとまでは言わないけど、行動範囲は圧倒的に狭いです。
家も自然が周りにたくさんあって、
撮る題材が身近に、すぐ近くにあったのも一因かなと思います。
要するに日常生活の中で行動範囲が広かったうえ時間も余裕があったのでスナップがたくさん撮れていたんですよね。
今はどうかというといつ、どこに行ってなにを撮る!みたいに時と場所を決めて狙って撮りに行ってる感がすごいです。
で、かつ、私が「いい写真」と思っているものって、何気ない生活の中の光とか、ふとした瞬間に気づいたそこらへんにあるものとか、「普段当たり前にあって気づかないけどよくみたら素敵、愛しい」みたいなものなんだと思います。
だから昔の時間がたっぷりあるときの写真にいいなあと思ってしまうんだろうなと。
本当はスナップをたくさん撮りたいんだと思います。もっとただのなんでもない日常を手元に残したいです。
おやすみなさい。