なぜ子どもたちを留学に?
留学への夢:世界を舞台に
「世界は広い」とよく言いますが、その広さを実感するには、自らの足で一歩踏み出すことから始まります。私(父)は岐阜の小さな町で育ち、バスケットボールに情熱を注ぐ普通の高校生でした。英語に触れる機会も皆無でした。しかし、高校2年夏の日、運命が私を呼び寄せました。ロサンゼルスへの突然の旅行が、私の世界を一変させたのです。父の知り合いがロサンゼルに住んでいて、何が理由だったか覚えていませんが、名古屋空港のレストランでその方とお会いし、トントン拍子で夏休みに1ヶ月まるまるお世話になることが決まりました。今思うと両親が既に行かせる気だったかもしれませんね。
LAXでの目覚め
英語がまったく話せず、飛行機にも乗ったことない田舎の坊主がLAXの空港に降り立った瞬間、私は新しい世界の息吹を感じました。青空が高く、道路が広く、ラジオから流れてくる音楽が新鮮で、毎日が冒険であり、刺激的な体験の連続でした。この旅行が私に与えたものは、ただの思い出以上のもの。それは、未知への扉を開く鍵でした。
留学という選択
日本での進学を選ばず、私は留学という道を選びました。当時としては珍しい選択で、周囲からは奇人扱いされましたが、私にとっては自分の未来を切り開くための必然的な選択でした。
留学前の英語力
私の英語力を話すと恥ずかしいですが、渡米する前の私の英語力は小学生レベル。もちろん話せませんし、語彙力、文法なども小学生レベルでした。
言葉を超えた経験
アメリカの大学を卒業し、今では外資系企業で重要なポジションを担っています。私の周りには、英語を母国語のように操る人々がいます。彼らは留学経験はなくとも、英語を通じて世界と繋がっています。私にとって英語は、単なる言葉ではなく、世界と繋がるための大切なツールです。
子どもたちへの願い
私の経験から、子どもたちには英語というツールを使える大人になってほしいと願っています。彼らが大人になり、自分の将来を考える時、世界を見渡すことができるように。そして、英語が話せることで、選択の幅が広がることを知ってほしいのです。
また生くさい話ですが、20年後、30年後の子供たちが働き盛りで家族も持っている年齢で日本経済がどのようになっているかも分かりません。高齢者が増え、労働人口が低迷し、海外からの輸入品で溢れ、給料が上がらない企業体制では、彼らの生活は非常に厳しいと考えています。
「英語」というツールを身に着けていれば、日本に固執しなくても好きな場所で働けます。もちろん日本人であるこそ、母国への貢献はしてほしいとは思っていますし、してくれるとは思いますが、世界での競争に勝ち抜いていくためにも英語というツールが必ず必要なんです。
このnoteは、私たち家族がなぜ中学1年生と小学5年生の息子たち(2024年現在)に海外で学んでほしいのか、そしてどのようにしてその夢を現実化していくのかを綴るものです。次回は、留学への第一歩を踏み出す準備についてお話しします。どうぞお楽しみに!
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