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この声が君に届くように

5月14日(日)横浜スタジアム
10th Anniversary Live
『Ten to Ten to 10』

ずっとずっと楽しみにしていたライブ。発表されたときに想像していたかたちではなかったけれど、それでもやっぱりsumikaのライブはめちゃくちゃ楽しかった。
ライブ本編の忘れたくないことは絵のほうにおおかた詰め込んだので、その前後のあれこれの自分用備忘録。



今年度の私は例年より少しだけ小忙しくしていて、珍しく働き者。
ライブの週は忙しさのピークで体は絶不調。寝不足のときに4時間雨に打たれるとちゃんと体調崩すのね。ライブの次の日微熱が出たとき「これで仕事がやすめる……!」思わずガッツポーズ。(興奮冷めぬままライブのイラストレポ描いてたのは職場には内緒)(描き終わって脳内整理したあと不思議と体も元気になった)

変に忙しぶってる私に代わって、ホテルの手配から旅の行程のあれこれまでいろいろ世話を焼いてくれたのは、連番相手のumiちゃん。

umiちゃんは私がsumikaのファンアートを描き始めた2年くらい前、割とすぐTwitterで繋がったお絵描き友達の住人さん。喋ってみたらライブで盛り上がるポイントも同じで、あらあらやだやだ同級生じゃない?ってことも判明してすごくなかよくなった。
パキって潔い線と色づかいがかっこよくて洒落てる。絵の色や構図に迷ったときの相談相手。

ツアー終了後の愛情重めの合作もこれで3回目



お互いそんなにしょっちゅう遠征できる身ではなく連番もこれが3回目。次こうやって泊まりで遊びに行けるのも何年後かなあって感じ。それを思うと、このどでかいお祭りみたいなライブが開催されたのはどうしたって嬉しすぎちゃうなあ。

行きの新幹線、大阪から一足先に自由席に乗っていた友。名古屋で私が乗車したとき「アヤノちゃんが隣に座れるようにちゃんとこの席守ったよ」とメンチの切り方教えてくれたの愉快だった。(お互いの名誉のために言うとちゃんと他にも空席のある車内でした)

新横浜で下車するとsumikaグッズを身につけたお兄さんやらファミリーを発見。にやにや。
川崎駅にぶらりアテンドしてもらいつつ横浜スタジアムへ。でかい。だいすきないろはののぼりがあちこちに並んでいる。音漏れが聞こえてきてもうすでにやばい。語彙力がない。


顔見知りもすでに何名かいらっしゃってお久しぶりにご挨拶できるのがうれしい。ライブパスのサインに大興奮して人目をはばからず叫んで、radiosofaの収録スペース風のファンクラブブースはめちゃくちゃ可愛くて、ガチャガチャはいちばん欲しかった赤のクリアキーホルダーが最初に出て……なにこれ楽しいのキャパオーバーで前日から泣きそう。


一通り用を済ませたあとは、タワーレコード武蔵小杉店に連れて行ってもらった。何から何までおんぶにだっこ。感謝。



いたるところにsumikaがいた……!
噂で聞くとおりの愛ある空間の中、私はただただずっと気持ち悪いオタクと化して写真を撮りまくっておった。

スペシャルゲスト・だちこさんを招いて、3人でおしゃべりしながらsumikaへの愛を描く時間も大変楽しかった。
お絵描きの過程見るの大好きだ。sumikaのファンアートを描く人で集まって、みんなであれこれわいわいお絵描きする会がやりたすぎるなあと妄想したり。

みんな絵ぇうまいねぇ!(片岡さんボイス)



だちこさんミーグリ後、夜はふたりでカラオケ。ライブと同じくらいこの夜のカラオケの楽しさを引きずっている私たち。
sumika好きな人と一緒にカラオケ行くのってこんなに楽しいのか……!!クラップもコーレスも完璧すぎて、なかなか喉の休息タイムがやってこなくて大変だった。はーいえー!へいへい!
おがりんパートumiちゃん、片岡さんパート私で歌う「一閃」、馬鹿みたいに楽しそうな録音残しておいてよかった。しんどいとき聴こう。

パチモンだから「二閃」


途中でポルノグラフィティと浜崎あゆみを挟むところが「同級生♡」って感じで息できないくらい笑った。次はV6とORANGERANGEと西野カナ覚えていかないとな。


ホテルに荷物を置いたあとは、食料調達がてら再びハマスタをお散歩しに。こんな夜中にウロウロしてる酔狂なファンなんて他にいないだろ……と思ったら、到着2分で関西勢のお友達に出会ったの笑った。結構同じようなお仲間がたくさんいらっしゃったの驚いたけど、そりゃみんな明日が楽しみで眠れないか。
空腹と睡魔と疲労と尿意により大変不機嫌だったことをここでお詫びしますその節はごめんなさい。(カラオケでドリンクバー飲みすぎ)

お酒飲んで、コンビニ飯を食らい(旅行先の夜中のコンビニの背徳感大好き)、相変わらず雨予報の天気予報とにらめっこして、二閃を5回くらいリピートしてから就寝。



次の日は少しゆっくり起きて、顔と髪をいつも以上に丁寧に作り込みスタジアムへ。(ライブ中のあの雨と涙の後でもしっかりキープされてたの自分で笑っちゃった。舞台メイクか。)

横浜スタジアム、前日なんて比にならないくらい混んでいた。くぅぅ、舐めてた。ガチャガチャは断念。なんとかフォトブースで写真撮れてよかった。
あの人だかりの中、打ち合わせなしで会えた人ミラクルでした。忙しい中連絡を取り合って会って下さった方にも感謝。たくさん可愛いお土産をありがとうございます。

お菓子はライブ始まるまでの間にもりもり食べたので写真撮れず……。おいしかったですありがとうございます。



会おうねって約束していた方とお会いするのもなかなか難儀な混雑具合。今回会えなかった方も、次こそは会ってくださいね。私の方から会いましょ〜って言ったくせに連絡が取れなかった方にめちゃくちゃ失礼だったな……と、反省しています。


野球場でハンバーガーを食べてアメリカンな気分になった
ちいさいいのち


15時過ぎたあたりで入場列へ。
このころ雨足が強まってレインコート着る。
とにかく混んでた。入るの大変。ぎゅうぎゅう。電車通勤の気分を想像する自動車ユーザー。

入場した瞬間のスタジアムの景色は壮観。おうちがたくさん並ぶ可愛い街並みに、ガーランドやフラッグがひらひらはためいていた。空が高くて気持ちいい。広い。「sumika、こんな素敵なロケーションでライブやるの?」とどきどきが止まらない。

遠征用の荷物が入ったどでかいリュックをポリ袋に入れて雨からがっちり防護。椅子の下へ。雨の日も教科書を守りながらカッパ着て自転車通学していた中学時代が活きた瞬間。


ライブ本編のことは最初に書いたように端折って記録。絵の中に描いてないあれこれメモ✍️

・1曲目の雨天決行。皆が言ってる「4分割」に1ミリも気づいてなかったくせに号泣したのは、バンドにとって思い入れの強い大切な曲を、雨の中3人で丁寧に演奏する姿がかっこよかったから。覚悟のようなものを勝手に想像してしまったから。間奏部分の余白がひたすら寂しくて、でもそこを空けておいてくれたことが嬉しかったから。

・New World、テンテンと同じ映像演出が嬉しかった。テンテンから繋がっているテンテンテンだった。

・No.5ありがとうございます大好きです。ピントのぼけたノスタルジックなカメラすてき。

・排水溝に絡まった長い長い髪……って片岡さんいつも言ってたっけ。(私自身、言うほどライブでTraveling聴いたことあるわけじゃないんだけども)

・風船欲しかった。欲を言えばキャプテンバズーカの中身も欲しかった。またやってバズーカ。

・しゃけのときumiちゃんに「声量おばけ」って笑われた。sumika沼に落としてきた大好きなナンバーだもの、めちゃくちゃ一生懸命歌った。

・さらりと隼ちゃんの名前を呼ぶ片岡さんや荒井さんが好きだ。

・隼ちゃんの姿がないのもだけど、彼の音がないことが猛烈に寂しかった。失ったものの大きさを改めて思い知った。

・大きなスケールのライブは夢みたいに楽しくてsumikaのことがもっと好きになって、だからこそ「もしものTen to Ten to 10」を想像してメソメソする時間が前よりちょっとだけ増えた。ほんとにちょっとだけ。

・でもやっぱりsumikaのライブは最高に楽しいから、愛に溢れてるから、私はこれからも自分のペースでsumikaの音楽を聴くしライブにも行こうと思った。


胸いっぱいになりながら帰宅。
sumikaファンで大混雑の新幹線自由席(終了時間が読めなくて指定が買えなかったよねぇ。まさかの4時間大ボリュームなんて予想外だった)、2時間立ちっぱなしでも平気だったのはライブ後のアドレナリンでしょうか。地元のローカル線にもsumikaユニ着てるお姉さんを見つけてびっくりした。お互い遠征お疲れ様と心の中でねぎらっておいた。

まだまだ覚めない夢を見ているようだ。ライブの前もライブ中もライブの後もみんな楽しかった。この日の記憶が続く限り私は無敵です。


ライブ後、sumikaの次にあゆの曲を聴いている私でした。今日の嬉しかった顔。

10周年おめでとうございます。11年目もよろしく。

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