近況

何もしてない
何もできてない
ただ、廃人のように惰眠を貪り、修論までの日々を、借金返済までの期日を、無駄に消費しているだけの日々
間に合わない修論のために研究するわけでも、返すべき借金のためにバイトするわけでもなく、ただ無為に過ぎていく日々
odをしたところで死ねないのはわかっている
ならばもう、首吊り、しかないのではないか
と、ここまで書いてなんだか私の人生馬鹿らしくなってきた
だってそうじゃないか
必死に勉強して難関大学まで卒業して、その結末が"躁鬱の発症による自殺"だなんて、そんなのあんまりじゃないか
あっけない短文で全てを書き記せるような最期なんて、あまりに悔しい、情けないじゃないか
自分は小さな時から歴史に名を残したいと思っていた
何かで成功しようと思った
お金が欲しかった
富と名誉が欲しかった
でも現実は借金と汚名という、真逆の二つを抱いたまま死ぬなんて、想像だにしなかった
今はただ、逃れられない来たるべく死ぬ運命を受け入れるための覚悟を用意している
これ以上借金を増やしたくない、これ以上留年して汚名を増やしたくない
だから、今すぐ死ななければならない
それが唯一の幼い頃の自分に恥じない最後の手段だから