寒い冬の夜に

現代の日本

貧富の差は激しくなり、富めるものは富む一方で、貧しき者はその貧しさを増していった

ある夜、二人の貧しい兄妹がいた

兄は小学校高学年だろうか、しかし栄養不足によるものなのかその見た目は低学年と見間違うほどだ

妹はさらに幼く見える

二人は親からの暴力に耐えかね、ボロボロの薄着のまま、雪のふる街に二人で路地裏で座っていた

妹「お兄ちゃん。お腹すいたよ」

お腹すいた、が妹の口癖だった

それに兄も辟易していたが、自身も常に飢えていたため、それを咎めることはしなかった

兄「仕方ないさ、しかし家に戻ったところでご飯を食べられる訳でもないし、むしろ殺されるだけだろう」

妹「お腹すいたよぅ…」

その声は寒さに震えている

二人は路地裏で人目を忍んで居るが、このままいても持たないことくらい二人は薄々分かっている

兄は決心したように、路地裏から出ると、通行人に向かって物乞いを始めた

しかし、いきゆく人は、汚いものを見る目でそれを一瞥すると、すぐに通り過ぎるのであった

しかしそれでも兄はめげずに「妹にだけでも、食べ物を恵んでください」と、懇願し始めた

兄は涙を流し、いるはずもない神に願った

どうか妹だけでも救われてください、と。

すると、どこからか優しげな紳士そうな老人が現れた。

彼は兄に近づいてこういった「ふむ、君は妹さんがいてご飯を恵んで欲しいのかい?」と。

兄は興奮気味に言った。「はい!妹がお腹すいていて、死にそうなんです。」

老人は少し悩み、それから優しく微笑み、車へと二人を乗せた。

兄は少し戸惑いながら、その老人に問いた。

「あの、ご飯がいただけるのでしょうか。」

老人は優しく答えた。

「ああ、ご飯でもなんでも提供しよう。」

妹は嬉しそうに「ありがとうございます。」と丁寧にお辞儀をした。

それから暫くして、車は豪邸に着いた。

二人はしばらく呆然としていると、老人に促されるまま館の中に入っていった。

館に入ると、そこには見たこともないような食べきれない量の豪勢な食事が用意されていた。

二人は驚きながらも、促されるままにそれを食した。

それから、二人はお風呂に入れられ、服も新しいものを貰えた。

そして、よほど疲れていたのかふかふかのベッドの上で気づいたら寝てしまっていた。

深夜、兄は悲鳴で目が覚めた。

兄は驚いて周りを見渡した。すると、妹の姿がない。急いでドアを開けると老人が立っていた。先程の悲鳴が妹の声だと確信していた兄は老人に妹はどこかと聞くとゆっくりと丁寧に妹のいる場所へと案内された。

部屋に入ると、妹はその細い四肢がもげそうなほど力強く男たちに掴まれながら、その細い細い女性器の中に太くてグロテスクな男性器を無理やり何度も入れられていた。口には入りきらないほど大きな男性器を咥えさせられていた。

「やめて!」その声さえも男性器によって塞がれてしまう。

妹は涙を流し、えずきながら男たちに蹂躙されている。

何が起きているのか分からず暫く呆然と立ち尽くしていた兄だが、妹の視線に気づくと男たちに立ち向かって走っていった。

男「あ?なんだこのガキ。」

老人「その娘の兄ですよ。」そう言って笑うと、男たちは何かを察したのか兄に近づき、今度は兄を執拗に殴り始めた。

妹は、恐怖で縮こまり、その様子を呆然と見ている。

細い四肢で殴りかかっても屈強な男たちに敵うはずもなく、ただ一方的に殴られ蹴られ好き放題される兄。

そして、暫くして抵抗していた兄の動きが完全に無くなった。

男「チッ。もうくたばったか。つまらんな。」

そう吐き捨て、次の目標は当然妹。

妹は恐怖で腰が抜けながらも後退りするが、敵うはずもなく一晩中蹂躙され続けた。

朝になり、男たちが帰ると老人が部屋にやってきた。

妹は力無く老人に問う。

「どうして、こんな目に。」

老人は何かつぶやいたが、聞き取れなかった。

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