春の手前の佐原ツーリング
2月。初詣ツーリング以来、約1ヶ月ぶりに愛車にエンジンをかける。
こちらが愛車のKTM 390 DUKE 。愛称『デュー子』。女子です。
今年はとくに寒い日が続いたので、バッテリーがあがってたらどうしよう…とやや不安だったけれど問題なく発進。
今日はずっと行ってみたかった佐原方面へ。
大栄JCTから圏央道に入り神崎ICで下りると、最初の目的地「発酵の里こうざき道の駅」に到着。
発酵。なんて身体に良さそうな響き…。
到着後、まずは腹ごしらえ。カフェ「はっこう茶房」で神崎ピッツァとメロンパンをいただきます。
ピッツァは注文が入ってから焼いてくれるのでアツアツ。味噌ベースのソースが美味でした。
お土産は「発酵市場」で甘酒パウダーとアゴだし入りの味噌をゲット。
このほかにもレストランや採れたて野菜売り場もあって充実した施設でした。バイクの駐輪場も停めやすい。
発酵の里に別れを告げ次の目的地へ。利根川を河口に向かってのんびり走り、佐原の街へ向かいます。
続いては「VMG CAFE」に到着。
商家町ホテルNIPPONIA が手がけるカフェ。店の雰囲気も素敵過ぎるのですが、何よりも素敵なのがこちら…!!
香取市産のさつまいもを使った「生絞りモンブラン」(最敬礼)。
「さっきピッツァとメロンパン食べたばっかりだよね?」とか言われないのがソロツーの良いところ。
オーダー後、さつまいもとカスタードで作られたクリームを目の前で絞ってくれる“生絞りパフォーマンス”が始まります。なんなら店員さんのほうから「写真どうぞ」と促してくれる、まさに生(Live)絞り。
絹糸のようなクリームに包まれているのは、サクサクのパイと生クリーム、そして角切りのさつまいもがゴロゴロ。しあわせの塊だ。
セットの紅茶も美味しくて「Mighty Leaf(マイティーリーフ)」というサンフランシスコで生まれたティーブランドとのこと。気に入ってすぐにポチりました。
ちなみに、こちらのカフェはスイーツメニューしかないのでランチタイムが狙い目です。訪問したのが日曜12時にもかかわらず貸切状態で、のんびりと優雅な時間を過ごせました。
食後は佐原の町を散策。一方通行が多いのですが、よくよく見ると【自転車、二輪は除く】と書いてあることが多く、自転車やバイクに優しい街だなぁと勝手に嬉しくなりました。
もちろん歩道の無い路地は徐行で、観光客の多い目抜き通りは降りてバイクを引いて歩きました。エンジン音だけでも(排気量390だけど)威圧感を感じる人はいるものなので。
気がつくと、身体がだいぶ冷え切っていたので早めに帰路につくことに。寒風の中がんばってくれたデュー子を洗車して無事に帰宅しました。
暖かくなってきたとはいえさすがにまだ2月。水郷の町で、春の訪れを待ち侘びた一日でした。
【走行距離】236km
【BGM】春の手前(フラワーカンパニーズ)