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【潜在意識との対話】幼いころの寂しさを癒す
10/1の夜に誕生日前夜ということで、ライブをしていたところ、35歳最後なのでどうせなら、と自分の前世や自分の潜在意識をチャネリングしてみた。
ライブ配信→https://www.youtube.com/live/Mj-wGljvCa8
Xポスト前世→https://x.com/spi_kazuma/status/1841093626723778962
要約すると、前世の方は
【自分の仇の男を愛してしまう苦悩】
潜在意識のチャネリングは
【今も抱える寂しさ】
だった。
俺のことを知らない人のために、予備知識を書いておくと、俺は小3で両親が離婚している。で、十七歳で俺が人妻と不倫して、勘当されて家から追い出された。その後は、ホームレスをしたり、夜職をしたりしていた。で、23歳の時に結婚し、昼職へ。で、30歳で離婚してから専業の競馬YOUTUBERになったり、登録者1万人行ったタイミングでヒプノセラピーを始めたり、スピちゃんねるを開設したり、結婚したり、また離婚したり、いろいろあった。そのあと、世界を160泊ほどさすらった。
![](https://assets.st-note.com/img/1727872132-zpa4dPXVCEjIebrWn8S69HfD.jpg?width=1200)
そして三十五歳最後の夜、寝る前に、寂しさについて内観をした。
すると、ある記憶が出てきた。
それは、六歳の頃の記憶だった。
幼稚園の演し物のビデオを父母妹弟のみんなで見ていた。妹が踊っている場面だった。
![](https://assets.st-note.com/img/1727872464-Bk40sYNWacAf8HuQrUiqM2I9.jpg?width=1200)
楽しい記憶だった。
でも思い出すことはほぼなかった。
とくに子供の頃、出てきたとしても黙殺していた。
俺は、この家族が好きだった。
長い間、認められなかったけど、ようやく認めることが出来るようになった。
そして、いまだからこそ、その当時の、自分でも無意識に封じ込めていた気持ちが、わかる。
本当は、両親に、仲良くしてほしかった。
両親が喧嘩していると、なんで喧嘩するんだよ、仲良くしてくれよ、と思っていた。
俺はいまでも、他人が喧嘩していたり、いがみあっていたり、罵っているのを見ると、(仲良くすればいいのに、理解しあおうと歩み寄ればいいのに)と思ってしまう。
平和が好きだ。みんなで仲良くしたい。
俺はそういう価値観を、このときに構築していた。
これがなぜ寂しさに繋がっているのかを探っていくと、次に九歳の自分が出てきた。
その頃、両親は離婚していた。
母は当時、祖父母の家に身を寄せていて、その二階に俺たちは居た。
その時の俺の気持ちを感じると、やっぱり寂しさを抱えていた。
ただし、その感情を感じまいとしていた。
無意識レベルで、その感情を認知しないようにしていた。
それはなぜ?
お母さんに悪いから、と九歳の俺は言った。
自分が、両親の揃っていた過去を恋しがることは、母を悲しませることだと思っていた。
過去を懐かしんだり、寂しさを感じるのは、母の決断や選択を否定することだと、受け取ってしまっていた。
同様に、父を好きでいることも、やましかった。
俺は、九歳の俺に言った。
「もう終わったよ。この時期はとうに終わっていて、お前は大人になった。だから、寂しさを感じてもいいんだよ。その気持ちを、認めてもいいよ」
「ほんと? そっか。もう大人になったんだ、嬉しい」
俺ははにかんで笑っていた。
「なんで嬉しい?」
「早く大人になりたかったから」
「なんで早く大人になりたかったの?」
「自分の力を試したいし、自由な大人の世界を楽しみたいから」
九歳の俺が言った。好奇心とわくわくが感じられた。
「そかそか。大人になって、俺はすごく人生を楽しんでるよ」俺は微笑みながら、もうひとりの自分を抱きしめた。
「よかった、すごく嬉しい!」目が輝いている。
「俺は、寂しさを抱えたままだからこそできることを、やりきったよ。この寂しさは、俺の糧になった。そして、それを肯定できるほど、大人になった。俺はこの寂しさから得られるすべてを学んだ。この寂しさの役目は終わったんだ。だから、もう何も否定しなくていいよ」
「え? 六歳の頃を懐かしんでもいいの?」
価値観を覆す言葉に、九歳の俺は目を見開いた。
「もちろんだよ。昔を懐かしむことと、お母さんの決断を肯定することは、両立できるのだからね。両親と妹と弟と、みんなで揃ってビデオを見ていた時間を、ちゃんと肯定していいんだよ」
「そっか、過去を懐かしむことと、お母さんを否定することは、別々のことだったんだね」
九歳の俺は、肩の荷が下りたかのように、大きく息を吐いた。
俺はよしよし、と九歳の自分を抱きしめた。
「そうだよ。別々のことなんだ。過去を肯定して、お母さんを肯定すればいいんだよ。どちらも肯定できるんだよ」
しかし、そこで激しい抵抗があった。
幻影と感情が、精神世界に、突如として吹き荒れた。
俺の中の寂しさが、心魔の形を取って抵抗してきたのだった。
それは過去生の寂しさの化身でもある。
その抵抗は主に二つある、と俺はブロックのなかで直感した。
一つは、楽しかったこと。
一つは、過去を否定するということ。
俺は、寂しい自分が嫌いではなかった。
むしろ、楽しんでいた。
自分の中の寂しさが、異性を惹きつけてやまないことは、若い時分には楽しくも面白くもあった。
異性から、寂しさを感じると言われ、甘やかしてもらうことが、とても好きだった。
そのせいで、親から絶縁されたり、ホームレスになったり、離婚も二回したりしたけれど、それでも、この人生を、楽しんでいた。
俺は、寂しさの化身に、感謝をした。
本当にありがとう、と伝えた。
お前のおかげで、沢山の経験ができた。
傷付くことも、傷付けることも、愛することも、愛されることも、沢山学ぶことが出来た。
お前が居なければ、いまの俺にはなれなかった。
本当にありがとう。
そう伝えた。
寂しさは、否定されることを恐れていた。
さらに、寂しさのない自分が、不安でもあった。
それが伝わってきたから、俺は、寂しさがなくても、もうやっていける、と言った。
俺には寂しさ以外にも、わんさと魅力が溢れていて、色んな面の魅力がある。
だから、寂しさを武器にしなくても、もう大丈夫だよ、と言った。
それに、もう新たに女を惹き付けなくてもいい、とも。
十分過ぎるほど満足した、と笑。
そして、だからといって、お前を否定したり消したりはしない、と言った。
そのとき俺は、この寂しさとは俺の属性であり、ある側面の象徴であると、唐突に理解した。
俺はこの属性を得て、この人生を歩むために、この身体を選んできた、と。
いままでにもそう感じることは多々あったが、今度のはさらに深い理解だった。
寂しさは、肯定していい。
寂しかった自分を、肯定していい。
それを悲しむ人はいないのだから。
それは自分の思い込みだったのだから。
寂しさは、感じてもいい。
俺は、人間だから。
俺は、自分に許可を与えた。
過去のお陰で今がある。
すべてが降り積もって、俺がある。
どんな体験も、感情も、すべてが俺の一部で、本当に必要なものだった。
俺は、寂しかった自分を、寂しさを楽しんでいた自分を、寂しさを利用していた自分を、かわいいと思い、受け入れた。
そして、俺の魂が光り、震えた。
俺は、理解した。ようやく真の自立を果たしたのだと。
寂しさ=親を肯定し、許し、決着をつけたのだと。
四か月前に書いたnoteで書いたような癒やし(https://note.com/spi_kazuma/n/n9df01543c081)や、ライブで前世を癒やしたことで、両親の不和や離婚についての気持ちが、ようやく浮かび上がってきた。
そうして、三十六歳になった今日、また新しい自分に出会えた。
それは本当に素晴らしい経験だった。
自分から自分への誕生日プレゼントだ。
そして、この記事は、この愚かな父の元に生まれた、三人の子供のために書いた。
俺は、若く、愛を知らず、馬鹿だったから、離婚してしまったが、お前たちのことは、骨の髄から、愛している。
俺は、俺なりのやり方で、お前たちを、ひたすらに愛する。
お前たちが、父や母に思うことがあるのなら、この記事に書いた、俺の赤裸々な気持ちが、何かのヒントになるかもしれない。
お前たちは、父も母も自分自身もその寂しさも、すべてを肯定して構わない。
寂しさを含め、すべての感情や観念が、お前たちを作り上げ、お前たちの人生を運んでいく。
でもどこかで、寂しさの役目が終わったと思えるときがきたら、それは本当に俺にとっても嬉しいことだ。
俺は三十五歳の終わりまでそれに気付かなかった。
でも、なんにでも遅すぎるということはない。
人間は変化していく生き物なのだ、と日々実感している。
みんなも、どんどん自分と対話をして、自分を理解していこう。
人生は、人間は、世界は、本当に面白いと、実感できるから。
ということで、また次の記事でお会いいたしましょう、Bye✨✨
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ヒプノセラピー要素を絡めたファンタジー小説。
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