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「ワンオペ夜勤」を、数年続けて感じたこと

皆さんどうも、ひでっちです🐧✨

今回の内容ですが、「某牛乳マークのコンビニ」でワンオペ夜勤を続けて、私自身が感じたこと、気付いたことになります。(noteの記事では、触れるのが初になりますね)

まずそもそもの話として、長い期間コンビニで働き続けているHSPさんは少ないでしょうし(私の周りでは、長く続かなかったり、最初の覚えることの多さが負担になり、辞めてしまう人が多い)、コンビニの内情に対する深さのある記事は、あまり見かけません。

そこで、私が常日頃から感じていることや、意識していることを、まとめてみようと思い立ちました。

この記事の狙いとしては、コンビニの内情を知らない方に、内部の人間はどう考えているかを知ってもらいたいということ(例えば、お客さんが来店するということを、店員はどのように考えているのかなど…
)それともう1つは、いわゆるコンビニの「経営者側」と、現場に立っている「クルー側」との考え方のギャップを知ってもらうということです。

ちょっと堅苦しくなりましたが、まずは、コンビニで「1番多く起こること」から書いていきます。この言葉の通り、ポイントは「1番多く行うこと」ではなく、「1番多く起こること」である点です。

よろしくお願いいたします。それでは書いていきます!


コンビニで「1番多く起こること」それは…。

まず「多く行うこと」の場合だったら、レジ打ちや、商品補充や整理、清掃など。時間帯により、多少の違いが出てくるでしょう。しかし、「多く起こること」になると、どの時間帯も共通して言えることがあります。


それは…ずばり「中断」です!!

そうです。中断。この言葉を当てることが出来た方はまずいないのではないでしょうか。コンビニの業務というものは、常に中断が付きまとうものです。「お客さんが1人入ってくる」「電話がかかってくる」「商品の場所を聞かれる」「色々な業者の出入り」「1番くじの複数回購入」など。挙げればキリがありません。

しかも、中断と簡単に言っても、その中断時間だったり、回数はその都度異なります。「お客さんの来店」も、単なる1中断ではありません。以下が流れです。ワンオペ(店員が1人の場合です)

・お客さんが入ってくる→その時の作業を止めて(物によってはやりながら)、「いらっしゃいませ」と言う。
・レジに来たら、レジ打ちをする→購入点数が多かったり、公共料金の支払いやコーヒーの注文などがあると、レジ当たりの時間が延びる。中断時間が延びる。

これが基本的な流れですが、毎回そうはいきません。何回もレジに来るような素振りを見せて、まだだったり(来たと思う度に、中断が起こる)、やたらに長く店内にいたり(お客さんが店にいるということは、常にレジに来るかもという気持ちなので、中断しなかったとしても、作業能率が落ちる)など、その時々でかなり変化します。

何を言いたいかというと、ワンオペの状態だと「お客さんが1人増える」ということは、とても大きなことだということです。
更に言うと、夜は日中に比べて客数が落ちることから、業務のメインがレジ打ち以外の商品補充や清掃になっている店舗が多いはず。 中断が増えれば、作業は進まないし、休憩はまとまってとれないし、ご飯もゆっくり食べれない。そういったことを織り込み済み(何とか飲み込んで)、やっているということです。

これは内部を知らない人以上に、コンビニ経営者の方に意識していただきたい部分です。客数という数字や、防犯カメラ映像上だと楽に見えたとしても(日中のお客さんが常にいるのと比較すると)、ワンオペで、作業も少なくない状況は、けっして楽ではないです。

作業という点でみると、商品の納品数も日によって違います。その数が多い時は、時間を圧縮しなければいけなくなります。要するに、いつものスピードでは終わらなくなり、後の作業や休憩に影響が出るため、作業スピードを上げるわけです。

・いつもの量をいつものスピードで40分
・いつもの倍の量を、何とかスピードを上げて60分

繰り返しになりますが、時間のかかる作業ほど、中断のリスク(その間にお客さんが入ってくる)が高まるので、作業のスピードを上げた疲労感+中断に伴う精神的な負担は、ただの物量の多さでは図れない部分もあります。

さらに、さらにいうと。勘の良い方は、説明しなくても理解していることだと思いますが。「中断」とは、ゼロになることではありません。作業におけるマイナスです。ただ手が止まって進まなくなるだけではなく、本来「中断」がなければ進んでいた分がなくなるからです。

ワンオペというのは、まるまる1時間休憩が取れなかったり、もろもろ対応が必要になることが出てきたり。そのうえでコンビニは「中断」の圧倒的多さから、思っている以上に負担が大きいと、私自身体感しています。

これは、その他の職業の方も、実はこういうところが思っている以上に負担なんだとか、大変なんだってことがあるってことだと思うんです。

私がコンビニで長年やってきて思うことは、「1つ1つは難しいことはほぼないけれど、簡単なことほど気配り目配りの差が出る。それを周りの人や、新しい人に共有出来なければ、二度手間三度手間は起きるし、さらに時間が取られる。「中断」が常に隣り合わせで、思っている以上に、精神的負担がある」といった感じです。

特にコンビニ経営者の方に言いたいことは、ちゃんとコミュニケーションを取らないと、この分かりにくい負担を感じ取れないという点です。
楽そうに見えるから(動いてない時間があるから)、作業を増やそうとかね…。

そういったギャップが少しでもなくなれば、精神的に楽になる部分も出てくるし、誤解からのミスコミュニケーションも減るのかなと思っています。

今回はこの辺で。ここまで見ていただき、ありがとうございます。
まだまだ書き足りないので、また書くと思います!

それではまた🐧✨







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