百合が苦手な理由を探ってみる
以前に、私は「百合が苦手」という話をした
まぁ、かと言って全ての百合がそうである、という訳ではなく、一部例外も存在する
これは何故か
私は1つの結論に辿り着いた
百合そのものが苦手なんじゃない、百合を描いている作品の多くに、自分が苦手な要素が入っている
という事である
そんな、自分が苦手な百合の構成要素を、今一度整理してみようと思ったから書いてみる
にしても、私のnote、ここ最近(というか2日の間)性癖の話ばかりである
しかも、似たような要素を書き出すフォーマットだ
まぁ、どうでもいいけれど
1.綺麗すぎる
純愛が好き、純愛過激派!という話は前にもしたが、綺麗すぎる純愛は、逆に苦手意識がある
ただの完璧イケメン×完璧美女!とか、なんか普通に無理
両者共に美男美女だと、何かしら「尊い!」と思える要素を自分が見いだせないと難しい
自分が尊い、と思える一番の要素は「大きな欠陥」だと思っている
片方の性格があまりにもカスだとか、ステータスが釣り合わないとか、元々そんなに縁がないとか
そう言ったものが、大きな欠陥
大きな欠陥を抱えていない美男美女カップルは苦手である
しかし、私の目に入る百合はどうも、そう言った大きな欠陥を抱えた組が出てくる事が少ない
ちなみに、カップルには所謂「ケンカップル」も含んでいる
ケンカップルは尊いには尊いが、大きな欠陥とまでは言えないので
2.男が噛ませ役
こういうタイプの百合は、結構多い
NTR、BSSが苦手に通ずる物でもあると思うが、男がかませ犬をやっているのは普通に苦手だ
例えば、クラスのマドンナがクラスメイトの男子を振る描写があると、とても私は嫌である
彼氏持ちが出てくる百合なんか以ての外
3.媚びを売ってるように感じるもの
あまりにも曖昧で、ただ自分が勝手にそう受け取っているだけの物ではあるが、こういう感じの百合は苦手である
「こうすれば、お前らは尊い尊いって食いつくんだろ?」みたいな
なんか、そういうあからさまな雰囲気を感じる物は、個人的に受け付けない
4.好みの女性が登場する
私は、気の強い女性とか、イケメン女子とか、そう言うのが好きである
そう言ったキャラの百合はあんまり見たくない
汚い言い方をすれば、チンポぶち込んでぶっ壊したくなるようなキャラの百合は見たくないのだ
が、何故かこういうキャラばかり百合作品が多い
「見た目好き!」ってサムネだけ見て食い付いたら百合でガッカリした……なんて経験も結構ある
なおこれは、百合以外にも言えること
チンポぶち込んでぶっ壊したくなるようなキャラが、攻めに回っている作品は好きじゃない
とまぁ、そんな感じで書いて行ったが、実際は上記に該当していない作品でも、大抵の場合が苦手である
それは、私自身が百合そのものを忌避しているから、と言うのもあるだろう
ではなぜ、忌避しているのか
私の中にある「男尊女卑思想」と、「逆張り精神」のせいだろう
男尊女卑思想、とは言うが、実際に男尊女卑な訳ではなく、むしろ私は現実世界では男女平等であった方が良いと思うのだが、創作の世界、特にエロ漫画や官能小説の世界では「男尊女卑」である方が良いと私は思っている
そっちの方が、私は好きだから
逆張り精神、についてはそのまんまである
私は逆張りをしがちだ
と言っても、凄い物の粗探しをして、「凄くない!」と主張するような逆張りではなく、凄い物の方について行かない、敢えて興味を示さないというような事である
「今話題の〇〇!」なんて言われて、度々目に付く事があっても、興味を示すようなとっかかりがなければスルーする
良く言えば、流行りに流されない人間だろうか
こういった2つの要素が、私の「百合が苦手」という思考を生み出しているのかもしれない
つまり、何かしらとっかかりがあれば、私は百合に興味を持つ
そして、その中に苦手要素が無ければ、晴れて私はその百合を好きになれるという訳だ
まぁ、まず最初の興味を示す段階が非常に難しい訳だが
野球に興味のない人間が、大谷翔平の報道や中継の延長に辟易しているように、私もまた興味のない分野の過剰と感じるレベルの持ち上げに辟易しているのだ
興味のない物は、何度も流れて来ると嫌気がさすのだ
多分、これが私の「百合が苦手な理由」だろう
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