
聖地巡礼 かんなぎ -作品について-
木から人間?というか神様?が生まれ、
現代で生活するという作品である「かんなぎ」
今となってはかなり昔の作品となりますが、この作品の聖地巡礼について
まとめて行きたいと思います。
作品について
原作は月間comicREXにて連載された武梨えり先生著の漫画。
ある日突然、切り倒された神木で彫った女神像の中から突然美しい少女(ナギ)が現れ、ナギは自分のことをこの土地の産土神(うぶすなかみ:の土地を守護してくれる神さまのこと)と言い出した。
ナギ曰く、神木を切り倒したことでこの土地に「ケガレ」が発生し、それは災厄をもたらすから自分が祓わねばならないということで主人公(仁)の家に居候することから物語が始まる。
そんな物語ですが、バトルものでなく日常コメディに近い作品です。
地区展に出品する木彫りの精霊像を作り終えた美術部員の御厨仁(みくりやじん)。すると、その精霊像が突然顕現し、女の子になって動き・喋り出した!
「あなたは、樹の精霊さんなんでしょうか?」電波な事を尋ねる仁に対し、その女の子は「わらわこそ、この大地の母なる産土神(うぶすながみ)じゃ」
彼の予想の右斜め上の答えを告げる。
随分と気軽に現れた神様に戸惑いつつ、彼女の依代となったご神木の事情を説明する仁。そして、彼女を襲うケガレと呼ばれるその土地の不浄物。
人には触れられぬケガレに成す術のない残念な自称神様だったが、仁は割と簡単にそのケガレを掴み、何事も無かったかのようにポイっとしてしまう。
「なんでじゃーーーーーーーー!!」
そう言いながら綺麗な弧を描き、彼のみぞおちにかまされたローリングソバット。落ち込む神様、戸惑う仁。そして、落ち込む神様に訪れたリベンジの刻。自ら作った特殊な武器を持ち、ケガレに挑もうとする神様。
そして彼女は叫ぶ
「美少女土地神ウブスナガミ! ケガレは根こそぎ許さない!」
なんとも言えない気持ちになる仁に脇目も振らず、リベンジを果たす神様。
そして告げられる。
「わらわはナギ。この神樹と同じ名じゃ。」
今ここに、ナギと仁とその他色々な人が繰り広げる、お茶の間感覚伝奇ストーリーが生まれる!!

主な登場人物
ナギ
仁はご神木を彫って作った精霊像を依代として現れた自称神様。
高飛車な性格だが、ギャグを言ったり、お菓子が好物だったりと割と親しみやすかったりもする。胸の大きさはAカップ。

御厨 仁(みくりや じん)
美術部員の高校1年生。純粋を絵に描いたようなトゥーピュアピュアボーイ
大抵の料理にソースをかける変わった味覚の持ち主。霊感が強く、ケガレを素手でつかむことができる。巨乳好き。

青葉 つぐみ(あおば つぐみ)
仁の幼なじみの女の子。ひとり暮らしをする仁の世話を焼く。
仁に好意を抱いており、突然始めたナギとの同居に内心穏やかでない!

ざんげちゃん
人間の少女を依代として現れた神様で、ナギの妹。
1回100円で人々の懺悔を聞くことで、仁が暮らす町のアイドルとして活躍中!

響 大鉄(ひびき だいてつ)
仁と同じ学年の美術部員。強面の大男で幼児を脅えさせたりするが、
ホントは寡黙で優しい性格の持ち主。
心霊現象が苦手だったりもする。パレットナイフ一本で油彩を描き上げてしまう巨漢の芸術家。

秋葉 巡(あきば めぐる)
仁や大鉄と同じ学年の美術部員。美術部員のくせに、部の活動時間には漫画を描いている。自分はほかのオタクとは違うと言い張る、自意識過剰なアキバ系。

木村 貴子(きむら たかこ)
仁が所属する美術部の部長。ピュアな仁の姿を見て鼻血を吹き出したり、若干婦女子の傾向アリ。その私服姿はどう見てもOL。

大河内 紫乃(おおこうち しの)
仁が所属する美術部の副部長。丁寧な言葉遣いからもわかるように、お金持ちのお嬢様。実は女性キャラの中で一番のナイスボディの持ち主だったりする。

作品の舞台について
作品の舞台は宮城県の仙台。
仙台の市街地や陸前高田駅周辺が聖地として登場しています。

写真で振り返るシリーズ
各聖地はこの後の記事で紹介していきますが、それらを写真でまとめた動画もあるので良ければご覧ください
では次から聖地を紹介していきます。
本記事では、「かんなぎ」の作品画像を作品紹介・比較研究目的のために引用しております。アニメーション画像の著作権は全て下記に帰属します。
©武梨えり/一迅社・アニプレックス
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