元気ボウルの裏側|フェイスペイントやアート
物心ついた頃からオシャレをすることは好きだった記憶がある。
学校に行く、友達と遊ぶ、家族で出掛ける、その時々の気分や状況に合う色や柄を考えることが好きだった。
アクティブな友達と遊びに行くのに気取ったスタイルでは動き辛く、彼女とデートに行くのにジャージでは格好が付かない。類は友を呼ぶと言うが反対に、友に類する服を選択してお出掛けすることも楽しい。
そのため毎回同じTシャツとジーンズを履いてプレゼンをするスティーブ・ジョブズは私にとって少し退屈だ。
私はデザインする上でスペックスフットボールがありきたりではないセンスを持った団体になることを願っている。
第5回元気ボウルを終えて
並んだ時に繋がって一つの円が浮かび上がる太陽と月のユニフォーム。
アクティブなイメージを与えるグリーンのショートパンツ。
背番号の図案にも拘ったガーリーな花柄のメッジ。
スペシャルゲスト福島美少女図鑑のテーマカラーピンクを用いたユニフォームとプレゼント用のミニタオルは第五回元気ボウルの2日目で初お披露目となった。
着々とオリジナルアイテムが増えてきた。
どれも丁寧にコンセプトを練り上げ、綿密な話し合いの末に完成した思い入れのあるグッズたちだ。もっとみんなのために、みんなのイメージに合ったデザインを模索し続けたい。
フェイスペイントについて
元気ボウル2日目には参加者にフェイスペイントを施した。左頬にピンクのアイコン、右目の下に白い点が3つ。
ここから先は裏話。
実は今回のペインティングには(隠し味のように)コンセプトを忍ばせてある。参加者が知らなくても全く問題はないが、ここでこっそり表明しておく。
ピンクのアイコン。
これは我々の団体名SPEX FOOTBALLのSをボールの形、アーモンド型になるように引き伸ばした。こちらのデザインは何人かに気付いてもらえた。
白い3つの点。
実は今回選手兼スタッフとして参加してくれた女子大生は2人1組でのエントリーで、友達とペアで参加してもらう形式になっている。
その2人1組に「+1」することがコンセプトとなっている。
つまり、勇気を持ってどこかに所属すれば仲間が増える。
仲間が増えれば人生は間違いなく豊かになる。
人と人との関係性が希薄なこの時代に、そしてコロナ禍の影響で様々な活動自粛が推奨される中でも、自らの判断でアクションを起こして、交友関係を広げていくことの大切さ。
仲間とスポーツや地域活動を通して笑い合える、楽しさや感謝をこのフットボール活動を通して感じてもらえたら嬉しい。
アートとは体験のことをいう。 <エクスペリエンス>
新しいことを体験する刺激。 <ニューアクティブ>
初体験、初対面、初めてのことはワクワクする。 <スペクタクル>
スポーツとアートの視点から、見たことのない景色をこれからもみんなと共有していきたい。