第6回元気ボウルの裏側|ライブ フェイス ペインティング
昨年に引き続き今回の元気ボウルでも参加者やスタッフの皆様にフェイスペイントを施した。ペインターは私と、美大進学を志す星さん、大竹さんにご協力を頂きました。
さて、このクラブは郡山女子短期大学の学生にボランティアスタッフとして参加しています。今年もたくさんの新入生が入って子供たちの運動体験に楽しさと明るさを提供してくれています。
このクラブにいると大きな愛を感じられる機会が多いので、フェイスペイントのデザインはハートのイメージが浮かび上がりました。
「人」という漢字をひっくり返すと「♡」の形にも見えます。それを左頬に3つ繋げることでハートの連結が葉っぱのようにも見えます。
人は一人では生きていけません。様々な人と交流して愛を受け取り、与えることで人生が豊かになると思います。そうして心が育まれ成長していくというメッセージを込めました。
右頬にはストレートにハートマーク。SPEX footballの頭文字、Sをぐぐっと歪めてハートマークを作りました。
今回のフェイスペイントのテーマは一言で表すなら「ラブリー」です。
数年前から作家活動の一環としてイベントなどでボディペイントを行なっています。
普段の絵画制作では平面的な世界で自己表現をしていますが、より自分の描画をモノとしてアウトプットする方法を模索していました。
最初のきっかけは大学2年生の頃に廃棄予定の全身マネキンを頂いてペインティングを施したことがです。以来いくつかの立体的な支持体に絵を描くことを試していくうちに「私の身体に絵を描いて欲しい」というコンテンポラリーダンサーの方と出会いました。
静かで流麗な彼女の踊り。時に力強く大地を踏み締める足に、時に儚く悲しげに天を差す腕に、私の染めた青が寄り添っています。
この経験は私のアート体験において忘れられない貴重な出来事でした。
これからもボディペイントをしていく中で、肌に絵の具が乗る不思議な非日常感を演出していきたいです。