4対2で遊ぶ タッチ&フラッグフットボール かんたんルールを公開します
フラッグフットボールが体育教科に採用されました。その参考資料として、郡山市でおこなっている「かんたんルール」を公開します。
体育の授業はもちろん、スポーツ教室、レクレーション、新歓イベントなどでの遊び方を考える時に参考にしてください。
ルールの概要
・攻め4人、守り2人のタッチ&フラッグフットボール
※小学生はフラッグ、中学生以上はタッチ、ボールはおもに小学生用
・コートはおよそバスケ一面(横15m、縦20mほど)
・攻撃4回か6回を1セットとして、攻守交代する
・ボールが進んだ場所まで得点する
・地面にさわる前にボールにさわれば落としてもOK
2分で見る動画
初心者が楽しむためには?
このルールは、だれでもその日のうちに楽しくフットボールを遊べることをめざし、文科省学習指導要領、フラッグ協会、NFLフラッグ、国際フラッグ、タッチ&フラッグ協会 などのルールを参考にして、初心者向けにバランスを調整しています。
郡山市、福島市、いわき市、三春町、仙台市で実際に初心者(とくに子どもや女性)と遊びながらデザインした、もっとも易しいルールです。
男女が一緒に楽しめるという特徴ももちます。
できるだけかんたんに始めよう
まずは、かんたんルールでゲームの特徴を覚えて楽しんでもらいます。
その後は、必要に応じて、得点、進み方、時間などのルールをオプションで加え、レベルに応じた面白みを付け足していきます。
今後、オプションルールや、それに関連したかんたんな練習方法についてもご紹介していきます。
かんたんに攻めて守る
■攻め
①4人全員が開始ゾーンに入る
②司令塔(QB)が審判からボールが渡されてスタート
③司令塔以外の人はすぐに点数ゾーンに入ってパスを呼ぼう
④司令塔は5秒以内に、開始ゾーンから出るか、開始ゾーンの中でボールを1回だけ味方にパスできる
⑤パスをとった人はつかまらないように逃げながら高い点数ゾーンに進む
⑥守りにつかまるか、ボールが地面に落ちたらそこで終了
⑦パスは地面に落ちる前にさわればとれなくても得点
⑧司令塔を1回ずつかえて、攻めを4回~6回くりかえす
■守り
①守りは開始ゾーンには入れない
②ボールをカットするか持っている人をつかまえる(両手でタッチまたはフラッグをとる)
③1プレイごとにメンバー交代
参考の動画
1.かんたんゲームの動画(初心者 対 経験者)
※このゲームでは6プレーずつ攻撃をおこなっています。経験者はひとりで守ります。
2.中学生向けにスナップなどを追加したゲームの動画
※スナップとはゲーム開始を選手がおこなう(足の間からボールを出す)ことです。男女一緒に楽しめます。
3.小学生と女子のゲームの動画
※大人と子どもが一緒に楽しめます。
4.大人向けに守備などを追加したゲームの動画
※ディフェンスの人数と役割を増やして、攻撃を難しくしています。
5.選手がいろいろなプレーを紹介する動画(女子 対 男子)
※ボールはジュニアサイズを使用しています。
以上、タッチ&フラッグフットボールで、はじめに遊ぶための「かんたんルール」をご紹介しました。
マイクロスポーツを幸福にカッコよくするための学びを発信します。