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今日はプールにいったんだね

瀬吏くん
“とと”です。
なんだか思い立って、こうして手紙めいたものを書いてみようと思いました。
今日は2020年11月26日(木)。
どういう風の吹き回しか・・・

瀬吏がこのマガジンを読むのはどんな時になるのだろうか。
一生読まれない手紙になってしまうのだろうか。
いや、どこかここぞというときに読んでもらえるといいなぁと思って、書いてみます。

今のところ、きみがこのマガジンに辿り着くようなことはしばらくはないかなと思っています。
ただ、世の中進んでるからねぇ。
あと親の知らないところで子供って勝手に成長するからさぁ。
ひょんなところで辿り着いちゃったりするかもねぇ・・・
まぁ、それはその時だな。

なんとなく、きみの人生において大事なフェーズとかに読んでもらえるといいかな。
例えば、大事な伴侶を見つけた時とか?
までも、そういうのって親の勝手なエゴだからなぁ。
ま、自然の摂理に任せるわ。

さて、読者の皆々様におかれましては、そんな親の勝手な意図があるものですから、曲がり間違っても愚息に出会った際に、

「せりくんのパパ、インターネットでお手紙書いてるらしいよ!」

なんてことは曲がり間違ってもお伝えしないようにしていただきたい。

こうして、親から子へ、普段の会話ではなかなか伝わらないものも文字にして伝わったりすることもあろうかと思い、タイピングをしたためているわけでございます。
おいおいね、伝え漏れていたりすることはお伝えしていこうと思いますが、まずもって、そんな意図で始めてみます。

さて、せりくん。

今日はプールだったね。
お風呂上がりに

「今日も合格できなかった」

ときみは言った。
数週間前に、ママから聞いたよ。

「もうプール辞めたいって瀬吏がいっててさ、心の底から行きたくないって結構強めに言ってきたもんだから、今日は帰ってきたの」

って。

きみなりに辛かったり、嫌なことだったり、何かしらあったんだろう。

日光への旅行の前だったね。
ママからは旅行の間にでも“とと”とお話ししなさいって言われてたろ?
結局旅行中も旅行後にも話はなかったけど、プールには行ってるね。

何があったのか、親心としては気にはなる。
ただ、何かしらの心情の変化がきみのなかにはあって、結果としてプールに行ったという事実があって、今日、

「今日も合格できなかった」

と、はにかみながらきみは言った。

少し前、寝る前にママから話を聞いてはいたから、“とと”は

いつまでに合格しなければならない
目標が遠すぎて辛い

とか、もしそんなことがあるなら、そんな思い込みは横に置いて、1秒縮めるために自分ならどのくらい時間がかかるかを計算してみたらいい。
と言ったね。

短期間、短時間で合格できることは、きみにとってどんな意味があるか、だと思うんだ。
焦ることはない。

むか〜しから折に触れて言ってるでしょ。

自分で選択すること

選択するにはたくさんの選択肢があった方が良い場合が多いということ

たくさんの選択肢を作るには一定量の知識がなければ作り出せないこと

最後は、自分で選ぶこと

いかんなぁ、このペースだと続かない。
書きすぎてしまう癖が、きみのお父さんにはあるようです。

またね。

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