ハーレーの旧車はオイル漏れなんて当たり前だよ
日本には、最新のハーレーから何十年も前の旧車が走っています。
ハーレーの魅力はエンジンです。
これだけ愛され続けられているエンジンは少ないと思います。
しかしながら、旧車をベストの状態で走らせている人は少ないと思います。
ベストな状態がわからないため、人情的には自分の旧車がベストだと思いこんでしまう面もあると思います。
通常走行でオイル漏れがおきて、手やハーレーがオイルまみれになっていても「これがハーレーらしいんだよ」と思い込み、様々なトラブルも含めて「最高の愛車だよ」と。
しかし、プロなら話は別です。
いまだにプロが「オイル漏れなんて当たり前だよ」、「旧車なんだから」、「ハーレーはそんなもんだよ」と言っているのを何度も聞いています。
オイル漏れは、オイルが入っていない証拠です。
しかし、最新の技術を学び「オイル漏れなんて、簡単に止められるよ」と言って、簡単に直しているプロにもお会いしています。
そして、オイル漏れが味で、当たり前だと思わされていたオーナーが、満面の笑みで「オイル漏れがなくなって本当に良かった」と言っています。
その後も、現代のハーレーと同じようにトラブルが少なく走っているのも見てきています。
プロが過去の技術しか知らず、最新技術を学ぶのをおこたり、旧車の価値を下げてしまっています。
当時のエンジニアが現状を見れば悲しむでしょう。
旧車の価値を知らずに、当時のエンジニアの想いも想像できずに。
そんなプロに関わったユーザーは悲惨ですよね。
プロは価値あるものだから、価値ある技術を持つべきです。
「旧車だから純正パーツが良い!」
現在の交通事情になんとか合わせながら、いたわって使用すれば良いのかもしれません。
しかし、純正パーツの課題を知らずに、対策されたパーツを使用せずにシリンダーやクランクケースの破損を招いてしまったら、無知と言わざる得ません
だからこそ、ユーザー自身もできることはやるべきです。いつの時代のハーレーも最高に楽しいバイクですから。
ハーレー業界は情弱ビジネスが横行しています。長くハーレーに乗りたいなら知識が必要です。
ユーザーは「ショップ選びをここまで調べ上げたんだから、後悔しないぞ!」
ってとこまで調べて勉強して、そして、カスタムショップで対面で話をして、理解できるまで質問しまくって、じっくり話を聞く
変な話、メカニックの人柄や相性より、正しい技術を持っているかを見極めるの方が重要です。
人として良いんだけど、必ず失敗する医者とか無理でしょ?
公道を走行するバイクに何かあれば、他人を巻き込むことは当たり前のようにあります。
自分が安心して、他人も安心できるのが公道を走れる条件だと思います。
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ARIGATO BIKE