ハーレーはなぜ曲がりにくいのか?
一番の原因はフロントサスペンションがやわらか過ぎるためです。
良いサスペンションの簡単な見分け方は下図のように、バイクにまたがったときに前後サスペンションが同時にさがり、同時にあがる状態です。
しかしハーレーの場合は、先にフロントサスペンションが下がり、遅れてリアサスペンションが下がるため、町乗りレベルでも安定しません。
つまりフロントサスペンションがやわらか過ぎて、リアサスペンションが固すぎる傾向を持っています。
この状態ではプッシュアンダーが発生しやすいです。
プッシュアンダーとは、フロントサスが沈み込み過ぎて、後輪の押し出す力が強くなると発生します。
結果、コーナーで外側にはみ出しやすくなる。
かなり危険な状態になるのがわかると思います。
この課題を解決するには、コシがあってふんばりの効く社外サスへ交換するしかありません。
ハイパープロ、トラックテック、レーステック、オーリンズなどが有名ですね。
更にフロントサスペンションと合わせたリアサスペンションに交換すると、バイクの動作がしなやかになります。
前後サスペンションを交換すれば嘘みたいにイメージどおりのコーナリングできるようになります。
コーナリングが安心安全に曲がれるようになるので、本当に楽しく気持ちよく走れます。
また、コシのある社外のフロントサスペンションだと、教習所で習うフロント7割で止まれるようになります。
つまり、フロントブレーキの効きが良くなります。
コシのある社外フロントサスペンションが重いハーレーを余裕をもって受け止められるので、しっかりと踏ん張ってくれます。
スキーやスノボーと同じでエッジがしっかりしていても、下半身で踏ん張らない限りズルズルとすべって止まれませんようね。
野球、サッカーも同じですよね。
■前後サスペンションを社外のオーリンズ、ハイパープロ、トラックテック、レーステック、ナイトロンなどに交換すると、コーナリングが安定してブレーキも効くようになる。
費用対効果の高いカスタムなので、不安定なコーナリング、ブレーキに悩んでいる方は交換することを強くおすすめします。
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ARIGATO BIKE