ハーレーのマフラー特性を材質・形状で見きわめる
■マフラーの厚さが同じであれば、固いものほど重低音になる
スチール < ステンレス < チタンの順に固くなります。
チタンが一番固いため重低音になりますが、マフラーでチタンを使用するケースは薄くても強度を保てるためです。
結果、チタン製は肉薄でレーシーな乾いた高音になります。
ステンレス製で重低音なのがサンダンスのボマーです。
ボマーは重低音を狙ったマフラーで、ステンレス製で肉厚に製作して、地響きするような重低音を発生させています。
ボマーは独立管なのでパワーバランスが良い代表的なマフラーです。
スチール製(ほとんどがスチール製)は、基本的に肉厚に作られているため重低音ですが、高回転までまわすと音が割れるマフラーもあります。
金属特性を知れば、理想のマフラー音に近づける事ができます。
■マフラー形状でパフォーマンスは大きくかわる
短いマフラーほど爆音でアクセルレスポンスが良く、高回転、馬力型の特性が期待できます。
逆に長いマフラーだとアクセルレスポンスは鈍くなりますが、低回転で図太いトルクが期待できます。
以上の材質と形状による違いを少し知っているだけで、理想の音やパワー特性に近づけます。
さらに詳しく知りたい方は、スピードフリークが運営しているテクニカルサイトの「ハーレーエンジニアリング」を見てください。
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ARIGATO BIKE
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