しりとり
Neoしりとり。
劇場版→→→https://www.youtube.com/watch?v=MlMrn9pX58A
たいちゃんとバハマがなにやらリビングであたふたしている中
ハルはソファの中央で座っていた。
バハマ 「あぁあぁぁぁ!!!しぬぅ!!」
たいちゃん「暇すぎてしぬぅ!!!」
ハル 「うるさいわねぇ、いいじゃない、暇って贅沢なのよ!」
バハマ 「たまにならな!」
たいちゃん「そうだ!俺たちの人生はなぁ、おおよそ暇なんだよ!!」
ハル 「じゃあしりとりでもしなさいよ!」
バハマ 「やだよ!クソつまんねぇ!」
ハル 「戦国時代しばり!」
たいちゃん「はぁ?!」
ハル 「戦国時代っぽい言葉縛りね!はい!たいちゃんから!
しりとり!」
突然たいちゃんの顔つきが変わった。
たいちゃん「隣国とはまだ戦の最中か!?」
たいちゃんにひれ伏すバハマ。
バハマ 「間一髪で戦は免れました!」
たいちゃん「大したものよ、褒美をやろう!」
その時、バハマが腰から刀を抜いた。
ふりをした。
バハマ 「裏切り御免!!!!!」
バハマがたいちゃんを切り抜いた。
ふりをした。
たいちゃん「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぉあ!!!」
倒れるたいちゃん。
刀を鞘に収めるバハマ。
バハマ 「...負けたよ」
立ち上がるたいちゃん。
たいちゃん「はは、まだまだ脇があめぇな」
ハル 「ちっっっがぁ~~う!!!!!!」
ソファを叩くハルであった。
~しりとり~
たいちゃん「ちゃんとしりとりだったろ?」
ハル 「なってたけど、単語でやるものよ!」
バハマ 「単語の時代は終わったんだ」
たいちゃん「あぁ、しりとり界の今のトレンドは、文章だ」
ハル 「ずいぶんレベル上がったね」
バハマ 「ハル、次は?」
ハル 「じゃあ、アメリカ縛りで、バハマから!しりとり!」
バハマの顔が変わった。
バハマ 「リンガーハットの出前はまだか?
たいちゃんがバハマに向かってノックをし始めた。
そこに扉がある設定なのだろう。
たいちゃん「カール!カール!いるんだろ?なぁ、開けてくれ!頼むよ!」
バハマ 「呼んでねぇ客がきやがった」
バハマがドアを開けた。
たいちゃん「ただいま」
バハマ 「まぁ、くると思ったぜターナー」
二人がアメリカ風の挨拶して、最後に軽くハグをした。
たいちゃん「なんで俺をパーティーに呼ばないんだ?!」
バハマ 「ターナー、お前は呼ばなくても来るだろ?」
たいちゃん「6時きっかりだ」
バハマ 「タイムカードなんかないぜ?」
たいちゃん「ゼハハハハハハハハハハハハ!」
バハマ 「ははははははははははは!!」
たいちゃん「ハッハッハ」
バハマ 「はやくこねぇかな、リンガーハット...」
その時、たいちゃんとバハマがソファに座って見物していたハルを見下ろした。
ハル 「えぇ!?」
たいちゃんとバハマのしろとりの攻防を見て、だんだん世界観に引き込まれていったハル。やってみたい気持ちはあったが、果たしてできるのか、、。
ハル 「と、、、ト、、、」
覚悟を決めたハルであった。
ハルは立ち上がり、ノックをした。
ハル 「トーマス・カールさん?リンガーハットです〜」
バハマ 「すぐいくよう!ったく、やっときたか」
ドアを開けるバハマ。
ハル 「カール!!!」
バハマ 「ルチアーナ!!!」
ハルとバハマが軽くハグをした。
ハル 「なんと私、リンガーハットで働いてるの!」
バハマ 「ノーノーノー、知ってたぜ、だから出前頼んだんだ!」
ハル 「大好き!」
バハマ 「君たち!楽しんでるところ悪いが、誰か忘れてねぇか?」
ハル 「...カルロス・ターナー、カルロスターナーなの?!」
たいちゃん「ノーじゃない...ってことは?」
ハル 「わぁ!信じられない!ファンよ!あなたの小説最高に面白い
わ!」
たいちゃん「悪の絶対領域、読んだ?」
ハル 「大好きよ!いちばん好き!」
たいちゃん「君みたいな人に読んでもらえる事が、僕の一番の幸せだよ」
バハマ 「ようよう、お楽しみのところ悪いが、誰か忘れてないか?」
水本とハル「カールー!!!」
バハマがニタリと笑った。
バハマ 「はい!勝ち!」
たいちゃん「あ!クソォ〜」
ハル 「え?なんで?」
バハマ 「カールー!!!は、2回目だ!」
ハル 「あぁ〜」
納得するハルであった。
たいちゃん「ハル結構できんじゃん!」
ハル 「ありがとう!なんか楽しくなってきたわ!次は中世ヨーロッパ
ね!」
たいちゃん「いやいや、もう疲れたよ」
疲れた様子で、ソファに腰かけるたいちゃん。
バハマ 「よくそんな事が言えるな!!!アンドレアス!!!!」
ハル 「始まってる?!」
たいちゃん「スカーレットが死んだんだ...俺は、もう...」
しっかりスイッチが入ってしまったたいちゃん。
たいちゃんは悲し気な表情でうなだれていた。
バハマ 「うんざりなんだよ!お前の泣き言には!
辛いのはお前だけだとでも思ってるのか!?
なんでスカーレットは死んだ!?
お前と、俺が、、、、、、弱かったからだ!
強くなるんだ、、、強くなろう!!!」
バハマは何かを堅く決心した男の表情をしていた。
顔を上げるたいちゃん。
たいちゃんの目には、魂が宿っていた。
たいちゃん「...受け入れなければな、仲間の死も。
お前のいう通りだ、また敵が攻めてくるだろう!
私がこんなでどうする!!!!!!
すまなかった!ありがとう!行くぞ!ついて来い!
エルヴィン!!!!!!」
勇んでどこかへ消えるたいちゃん。真剣な顔でそのあとを追うバハマ。
一人残されたハル。
ハル 「ちゃんちゃん」
ハルもどこかへ消えていった。
END
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