【実体験】JTCの社内政治がクソでした
JTCとは?
皆さん、「JTC」という言葉を知っていますか?
これは「Japanese Traditional Company」の略称で、日本の古き良き大手企業を指す言葉です。
最近ではSNSやビジネス界隈でもよく耳にするようになり、特にIT業界では昭和から続く大手企業のことを指して使われることが多いですね。
日本のビジネス界では、古くから続くこれらの企業がその伝統と慣習を維持し続けていることから、「JTC」という言葉が生まれたのです。
JTCの特長とは?
JTCは、多くの場合、創業から何十年も経過しており、ビジネスの成功とともに成長を遂げてきた企業です。
しかしその一方で、組織内では古い慣習や考え方が根強く残っているため、時代に合わせた変革が難しいという課題も抱えています。
特に、上下関係の厳しさや社内の派閥争い、曖昧な意思決定プロセスなどが特徴として挙げられます。
私が新卒で入社した日立製作所も、まさに典型的なJTCでした。
そこでは、年功序列が当たり前で、古くからの慣習に従うことが求められます。
社内には「昭和の香り」が色濃く残り、社内政治も多く見受けられました。
これらの企業文化は、若手社員にとってはなかなか理解し難いものであり、キャリアに影響を与える要因ともなり得ます。
社内政治の実態
JTCにおける社内政治とは、言わば「職場での人間関係に基づくパワーゲーム」のことです。
組織が大きくなればなるほど、さまざまな派閥やグループが形成され、個々の社員はそれらの派閥間でのバランスを取りながら仕事を進める必要があります。
評価や昇進が業績に基づかず、むしろ「誰と仲が良いか」や「どの派閥に属しているか」が大きな要素となることが少なくありません。
休日のゴルフ
JTCでの社内政治を象徴するエピソードとして、休日のゴルフがあります。
私が入社した日立製作所でも、週末には上司たちがゴルフに出かけることがよくありました。
これはまさに「昭和の企業文化」を象徴するものであり、都市伝説かと思っていましたが、実際には社内政治の一環として存在していたのです。
上司から何度も誘われたことがありましたが、私は一度も参加しませんでした。シンプルに私が隠キャということもありますがw理由は
まず、ゴルフ用具が高すぎる。初心者が一通りの装備を揃えるだけで10万円以上はかかる、新卒の財布には痛い
休日に上司と会うこと自体がストレスであり、せっかくの休日はプライベートな時間に使いたかった
ですねwただし、休日のゴルフに参加すると、普段は接触できないような役員クラスの人々と会うことができます😭✨
「社内政治に時間を使う必要があるのか?」と思う人は、JTCには向いていないのかもしれません。
JTCでは、このような活動を通じて人脈を築き、職場での地位や影響力を拡大することが求められるのです。
他部署との飲み会
JTCのもう一つの特徴として、他部署との飲み会が頻繁に行われることが挙げられます。
これは単なる業務後の交流ではなく、組織内の人脈を広げるための重要な場とされており、自分の部署だけでなく、他の部署の飲み会にも参加することが奨励されるのです。
最初は「なぜ他部署の飲み会に行かなければならないのか?」と疑問に感じていましたが、先輩たちからは「顔が売れるから」という説明を受けました。
同じ会社で働く仲間なのに、なぜわざわざ顔を売る必要があるのか?とも思いましたが、JTCでは「顔が広いこと」が一つの重要なスキルとされているのです。社内の人脈を広げることは、日々の業務でのコミュニケーションを円滑にし、業務の成果にもつながることは理解できましたが、、自分の給料には反映されない人脈作りのために時間を割くことに、若手の私はあまり意味を感じませんでした。
上司との飲み会無限列車編
JTCの飲み会で一番辛かったのは、上司が延々と同じ話を繰り返すことです。
「大手銀行の顧客開拓に成功した話」や「取引先役員の家に泊まり込んでプレゼンした話」、「学生時代のサークル長で女性にモテまくっていた話」など、だいたい飲み会のたびに同じ話を繰り返すのです。ある先輩が「T部長のエピソードトークでビンゴゲームしたら面白い」と言ってたのには笑いましたwソッコーでビンゴしますw
また、内輪ネタが多すぎて、新入社員にはとてもついていけない話が続くのも辛いポイントでした。
得てしてそこにいない上司や役員の話が多く、新入社員にとってはよくわからないので孤立感を愛想笑いでしのぎましたw
特に、「XX部長と〇〇さんが不倫している」というような噂話にまで披露されたり、マジで興味がなかったw
社内政治がキャリアに与える影響
社内政治は、キャリアアップにおいて大きな障害となり得ます。
スキルや成果を積み重ねることが評価上重要視されないならば、仕事に対するモチベーションが下がることが少なくありません。
そのため、社内政治に巻き込まれるよりも、自分のスキルを磨くことに集中する方が、より良いキャリアを築くためには有効です。一行でも多くプログラミングするとか一枚でも多く資料を作るとか、着実に仕事をこなすことで得られる信頼は、社内政治に頼ることなく築けるものです。
まとめ
以上が、私が実際に体験した「JTCの社内政治」の現実です。
社内政治に時間を費やすのではなく、スキルや知識を着実に磨くことがキャリアアップでは大事ですね。