
東野圭吾さんの「眠りの森」を読んだ感想
東野圭吾さんの「眠りの森」を読んだ感想です。
ネタバレ無しの感想
加賀シリーズの2作目、前作卒業では大学生だった加賀が刑事になりました。
若かりし頃の加賀ということで、加賀がバレリーナに惹かれていく、というストーリーです。
バレエ団という閉鎖された組織の話で様々な人間関係があり、読み応えがありました。
華やかな舞台の裏に隠された悲しい物語という感じですね。
加賀が惹かれていく心情や、その中で捜査をしていくということを思うと、なんとも言えない気持ちになりました。
そして迎えるフィナーレは、最後の言葉だけで読んで良かったなと思える、素晴らしいラストでした。
こういうのが加賀の人間性で、このシリーズの魅力だなと思います。
ぜひ読んでみてください。