モリオン(黒水晶)
こんにちは、specialaです。
あっというまにGWもいよいよ中盤ですね。
今日は、先日お店にUPしたモリオンと、
GW中に追加UPしたいと思っている特別価格商品などのご紹介をしたいと思います。
では、まずはモリオンのお話から始めます。
モリオンとは和名「黒水晶」からも分かる通り、水晶の変種です。
変種といっても、最初から真っ黒な水晶「モリオン(黒水晶)」の状態で誕生するわけではありません。
成長過程の水晶内に含まれる微量のアルミニウム分が、自然界の放射線を浴びることで化学変化を起こし、もともと透明な水晶が時間をかけてじっくりと石色を褐色〜黒色へと変化させてできあがるのがこの、モリオン(黒水晶)です。
ちなみに、モリオン特有の「透明感のない漆黒」に到達する手前の、透明感のある褐色の水晶はスモーキークオーツと呼ばれます。
さらに、スモーキーよりも濃い色だけどモリオンほどではない黒褐色の水晶は、ケアンゴームと呼ばれたりもしますが、まあ、そっちの呼び方はあんまり聞かないかな〜という印象ですかね。
現在のところ、だいたい、天然石のお店なんかでは、スモーキークオーツとモリオンで仕分けられていることが多いかな、と思います。
この両者は、含有する不純物は同じ「アルミニウム」で、浴びた放射線量の違いで色が異なる、というわけですね。
少し前までは、モリオンを採石できる鉱床は世界でも限られおり、かなり希少性が高かったために「幻の水晶」と称されたといいますが、ここ最近、中国でまとまった量を採石できるようになったことで、以前よりも流通量が増え、現在では、比較的手にしやすい石として認識されているのではないかな〜、と思います。
私はもともと黒い石が結構好きなので、お店を始めるに当たって、モリオンは絶対に並べたい石ではあったのですが、上記のような生成過程から考えても、かなり過酷な状況下で長いこと過ごしてきた石なので、どうしても、表面や先端が欠損している個体が多く、買い付けに行ってもなかなかピンとくるものに出会えずにいました。
ところが!
今回UPした2点は、状態とってもいいんですよ〜。
手におさまりやすいサイズ感。
身の回りにさりげなく置けるサイズ感。
小さすぎもせず、大きすぎもしないサイズ感。
(そしてこのお手頃な価格….)
いいでしょ〜。
モリオンは古くから「魔除け・邪気避け」として強い「お守りパワー」を持つといわれています。また、グラウンディングを助けてくれる石ともいわれていて、対応チャクラは第0チャクラ、いわゆる、アースチャクラなので、瞑想をするときに手に持つのもいいようです。
ちなみに私は、寝室にモリオンを置いています。
もしも、モリオン 気になるな〜と思われましたら、在庫のあるうちに、ぜひお店を覗いてみてくださいね。
https://speciala.base.shop/items/74122217
続きまして、
先日に引き続きまたしても、
マニハール産水晶を仕入れてきましたーーーー!
そして、GWだから、というわけでもないんですが、こちらの2点は特別価格でのご紹介です。
インド・マニハール産水晶ナチュラルポイント2種です。
↑type-Cはかなりごつごつした形状でワイルドなポイントです。
結構ずしっとくる重さで、存在感あります。
マニハール産水晶特有の透明度と、内部クラックに浮かぶ虹が綺麗〜!
他のポイントとくっついていたであろう箇所には大きく凹みがありますが、手に持ってみると、そこが結構しっくり馴染んでいい感じです。
全然違うけど、ウォーリーストーンみたいなしっくり感、
とでもいいましょうか。
いや、それとはもちろん全然違うけど!
でも、なんか触ってると落ち着く凹みがあります。
そして続いてtype-d。
こちらはcよりもやや小振りなんですが、ところどころ、表面に鋭錐石(アナタース)がキラキラとくっついています。
c同様、形状はゴツゴツとしていて、他のポイントと剥離したであろう箇所は凹面になっていますが、こちらも内側に虹が光り、鉱物としての魅力に溢れるポイントです。
こちらは、鉱物好きな人にぐっとくるかもしれません。
最後に、幸運の石・アフガニスタン産 ラピスラズリの置物です。
この形…..なんなんですか…これが自然の形というところが、なんともたまらない可愛さです。
花瓶の横でお花に寄り添う置物として、
あるいは
リングやブレスレットをこの出っ張りに掛けてアクセサリホルダーとして、
あるいは
ただただ飾ってかわいいなあ、と眺めるものとして…
いろんな姿が想像できますね。ああ、かわいい。
磨いてあるので天然石アクセサリーの浄化にはちょっと不向きかもしれませんが、もしもこの形と、ラピス大好き、という方がいらっしゃったら、唯一無二の置物ですのでぜひご検討ください。
一番とんがってるところまでは10.3cmくらい、後ろ側の低い山の高さは6.3cmくらいです。
前にも書きましたが、ラピスラズリは複数の鉱物から構成されています。各鉱物の含有量によって、色の濃淡が異なったり、あるいはパイライトやカルサイトによって独特で唯一無二の模様が出来上がったりします。
宝石としては、深みのある色合いで、ミスカラー(パイライトやカルサイトの含有)がないものの方が価値が高いとされるようですが、それは特定の業界におけるひとつの評価基準。
もちろん、そういうハイクオリティとされるラピスも取り扱いたいと思いますが、わたしは、↑おもしろい形のものや、独特な模様、色合いのものも、積極的に仕入れて、ご紹介していきたいと思っています。
なんか、これはこれで、愛着湧きますよね。
というわけで
内容盛り込みすぎた感がありますが、ひとまず、今日はこんなところです。
それではみなさん、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。よいGWをお過ごしください。
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