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2025年1月20日 月曜・真冬の朝。ワシントンの 凍てつく空に一矢を放った、Melania Knauss Trump さんの清廉なスタイリング!!


コートドレス:Adam Lippes      帽子:Erick Javits

そういえば無事に就任式終えたかしら、と朝イチニュースをチェックした私の目は、Melaniaさんに釘付けになりました!!

なんちゅうスタイリッシュさ!!
真冬のワシントンの朝の凍てつく寒さの中、新しい時代を迎え引き締まる気持ちを華麗に表現しています。
ダークネイビーのシックなコートドレス。
ミニマムな分量ながら、襟から覗くまっ白なブラウスとハットのブレードの白が、絶妙なアクセントで清廉な美しさ。
そしてブラックの艶やかなラムスキンのグローブ、さらに素足に10cmの華奢なスティレットヒール! 寒さなぞなんのその、センシュアルさもまた無敵です。

歴代大統領夫人として過去イチの、就任式ベストドレッサー賞を差し上げたくなりました!!

彼女が選んだ存在感がありつつも、シンブルなデザインのダークネイビーのダブルコートドレス、ブランドはAdam Lippes というNY のデザイナーのもの。
キリッとしまった深いダークネイビーは意外と難易度の高い色だと思いますが、ブラックにはない高潔さとエレガンスを醸し出しています。
オーバーサイズが長くトレンドの現在、このシュッとしたタイトなシルエットがとても新鮮です。
ところで、Adam Lippes さんはラグジュアリー界隈の方ではなく、職人的自営業のデザイナーなのですよ。

そしてトランプさんの唇が届かなかった、メンズライクかつエレガントなハット。
これはErick Javits というNY のアクセサリーブランド。
日本でいうと創業明治13年の田中帽子店、みたいな感じでしょうか?

ハットのデザインはメラニアさんのこだわりで、リボンの幅まで細かく修正したとか。

Melaniaさんは Dior やSaint Laurent などのハイブランドではなく、この日のために 地元で堅実に活動しているアメリカのデザイナーを選んだのですね。

これは長年彼女のスタイリストを務める、 Herve Pierreさんの尽力でもありますね。スタイリングが非常にヨーロッパ的なのは、フランス人スタイリストだからでしょうか?

それにしてもこの8頭身の美しい立ち姿、さすが元モデルです。
東欧(スロヴェニア) 出身のクールビューティーにとてもよく似合っています。

トランプさんの長女 Ivanka Marie Trump さんもこの日はシックなモード。
Melaniaさんのスタイリストと打ち合わせしたのでしょうか。


Melania さんはしばしばスタイリングにメッセージを込めています。


「全く気にしてないわ! あなたは?」 Rock な Melania さん


1月20日月曜日のワシントンの朝、歴史の転換点において Melania さんは革命への明確な意思表示をファッションで示しました。

 Trump氏と手を携え 歩を進める、 彼女の脳内を流れていたのはこんな歌に違いありません。


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