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13歳からのアート思考:自分の答えを作る力をつける

娘のクリスマスプレゼントには、いつもおまけとして本を贈る。

ちょうど13歳だった娘にプレゼントした本。読み終わったと渡されたので、読んでみたら、これは正に私のビジネスコンセプトそのもの。
自分のこれまでの「あたりまえ」を疑って、自分のものの見方で世界を捉え、自分なりの探求を続け、自分の答えを見つける。
そんなサポートをすること。それが私のビジネスコンセプトだ。

この本を簡単にまとめてみますと。

アート的なものの考え方を学ぼうということになります。

なぜなら、アーティストは、
①「自分だけのものの見方」で世界を見つめ直す
➁「自分だけの答え」を生み出す
③それによって「新たな問い」を生み出す
をしている。
このVUCAの時代にこれらのスキルは万人が必要。

アート作品を植物に例えるなら、花の部分だと筆者は例える。
美しい花の下には、深く長く広く根が張り巡らされている。
実は花よりも大事なのは、その下にある「興味のタネ」、チューリップならば球根にあたるような部分と、球根から広がる根っこ「探求の根」である。

「興味のタネ」から、興味・好奇心・疑問生まれて、「探求の根」をどんどん広げていく。それらの1つの結実として「表現の花」が咲く。それが、アート作品。

「アート思考」においては「あたりまえ」を疑うことがポイントとなる。
-「目に映る通りに描く」という当たり前を疑う。そもそも「目に映る」というのはそのものの正しい姿をとらえているのか?
-「遠近法」を疑う。遠近法に慣れ過ぎていて、私たちの目は真実を見間違う。
-「具象物を描く」ということを疑う。実体がないものを描くことはできないのか?
-「美」を疑う。美しいとは何か?アートとは何か?

というようなことをアート作品を題材にしながら考えていく。

やっぱり「最高の答え」は「自分の答え」だ。


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