SONY LinkBuds SRS-LS1 音質比較 エリック・クラプトン「チェンジ・ザ・ワールド」 スピーカー音質比較 2024年10月13日 21:14 スピーカー音質比較 SONY LinkBuds SRS-LS100:00 動画冒頭00:08 SONY LinkBuds SRS-LS101:52 YAMAHA WS-B1A03:38 SONY ULT FIELD1 (ULTモード OFF)05:20 SONY ULT FIELD1 (ULTモード ON)07:03 BOSE SoundLink FLEX08:49 EarFun UBOOM ※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。 ◆◆ 課題曲Eric Clapton 「Change The World」 (エリック・クラプトン「チェンジ・ザ・ワールド」)ギター中心、男性ボーカルの曲から。いつもの課題曲。◆◆ 評価SONYは、ワイヤレスヘッドホンを中心に、"LinkBuds"シリーズを展開しており、その、Bluetoothスピーカー版が、この「SONY LinkBuds SRS-LS1」『ソニーのbluetoothスピーカーといえば、"音のこもり"が、最大の特徴』 という、長年の汚名を、「SONY ULT FIELD1」が払拭しただけに、こちらのシリーズで、どういう特徴の音を出すのか、かなり気になるところ。付属品のUSBケーブルが、1mと、長いのと、充電用クレードルが付属するのは、(30000円ちかい価格を考えると、当然ともいえるが) ありがたい。SONY LinkBuds SRS-LS1 ボーカルを中心に、全体の音に厚みがあり、くぐもる声質のエリック・クラプトンのボーカルも、比較的、はっきりとは聞こえる。ただ、懸案の"高音域の偏り&くぐもり" があり、一方、低音も際立った鳴り方をしないので、ボーカルや、ギターの、高音の、抜けの悪さや、偏りが、気になってしまう。似た筐体デザインの「YAMAHA WS-B1A」が、ボーカルのクリアな音質や、小さな筐体とは思えない低音の響きで、メリハリのある音質を出す以上、後発でこれだと、強みに欠ける。https://amzn.to/3YhpCwLYAMAHA WS-B1A まちがいなく、「SONY LinkBuds SRS-LS1」は、このスピーカーを意識しているはず。予想に反して? 高音域に、やや偏りは感じられるものの、音域が広く出て、特に、低音域の質感が良く、ドラムや、ベースの音が、心地よく響くことで、全体の音質が良く感じる。縦長で、この筐体の小ささで、この低音の響きの良さは、聞いてて感心する人も多いはず。ライバルは、「SONY LinkBuds SRS-LS1」ではなく、「BOSE SoundLink FLEX」か。※ ただ、2台でのステレオ再生は不可 なので、要注意。https://amzn.to/44ycALzSONY ULT FIELD1 (ULTモード OFF) 価格帯や形状が違うが、同じソニー製で、迷う人がいるかもしれないので、比較。低音を出さないわりに、高音域のリズム音が際立って鳴り、ややバランスが悪いものの、ボーカルが、くっきり出るので、聞きやすさを重視するなら、悪くない印象。ただ、全体的に、音が薄めで、迫力不足なので、この曲に関しては、 "ULTモード"をONにしたいところだが、そちらでも、低音の鳴りっぷりに難ありで、ちょうど良い音質で出ず、もどかしい。https://amzn.to/3wbPhvGSONY ULT FIELD1 (ULTモード ON)なので、この曲では、"ULTモード ON" でも、比較。上の"ULTモード OFF"と、音量は同じなのだが、音圧が、かなり上がる。音圧の強さは、主に低音で、それが、響きの良さではなく、"強化されたポコポコ音"で鳴ってしまい、音質アップになっていない。全体の音域が広く出ていて、健闘はしているが、昔から、重低音を売りにしていたメーカーにしては、この低音の鳴りっぷりは、いただけない。このあたりの、音のバランスの悪さを克服しないと、BOSEやJBL (下手するとAnkerにも)と、対抗できないのではないか。(予想以上に音圧が強く、録音レベルオーバーで、この動画では、ノイズが多いので、御容赦を。実際は、ノイズは発生していません)https://amzn.to/3wbPhvGBOSE SoundLink FLEX こちらも形状は違うが、価格帯が近いので、ピックアップ。もう、冒頭の音の出方からして、別格で、音域の広さ、低音の響き、ボーカルの明確さ…、全体が格上。ベースの、1音1音の弦の音や、エリック・クラプトンの発する一語一語が、より鮮明に聞こえるほど。「YAMAHA WS-B1A」が、筐体の小ささのわりに、良い低音を出すが、いざ、比べてしまうと、低音の響きや、音域の広さなど、1ランクも2ランクも上。音質面では文句なしだが、唯一の弱点は、低音を、手を抜かず?出すあまり、スピーカー自体が、かなり振動する、という物理的な部分。ちなみに、2024年9月に、(第2世代)が出たが、ボタン位置や、重量、Bluetooth 5.3対応と、音質面以外での改善のようで、(第1世代)と音質の差は、無いとのこと。https://amzn.to/3rNv5dX EarFun UBOOM こちらは、価格帯がまるで違うが、形状が似ているので、低価格スピーカーの音質の参考として、抜擢。低音は、ポコポコとした音で、高音もシャリシャリと鳴り、この曲では、10000円以上のスピーカーと、音質の差を感じる。ただ、声が強調され、中音域が厚く出るので、ボーカルは聞きやすい。全方向、360度に音が出るスピーカーなので、音楽を流す場所や、聞く位置によっては、高価なスピーカーより、こちらのほうが、音楽が、大勢に届きやすいはず。最近は、5000円前後の低価格帯のbluetoothスピーカーも、曲によっては、ハマる音質が出ることがあり、そのなかでも、EarFunは、当たりの多いメーカーだが、この曲に関しては、価格相応の音。https://amzn.to/402Tw9c 【 結論 】「SONY LinkBuds SRS-LS1」今のところ、高音の抜けの悪さや、音の偏り以外は、大きな欠点は無いが、大きな強みも無く、同じタイプのデザインの、「YAMAHA WS-B1A」ほどメリハリの良い音も出ず。◆◆ 雑記「SONY LinkBuds SRS-LS1」アコースティックギターの響きが、良いので、ギターだけの曲にしようかと思いましたが、やはり、ボーカルがある曲のほうが良いかと、いつもの課題曲から。音質の違いが、はっきりするので、ここ数回は、大きめな音で録音しましたが、録音マイクとの相性もあり、音にノイズがのってしまうことが増えるので、次回から、音量を、1段下げる予定です。 余談ながら、調べてみたら、マーシャルも、シリーズの新型が出ていて、悩ましいかぎり…。Marshall Emberton IIIhttps://amzn.to/4heY9TY(黒もありますが、現在、amazonでは品切れ?で、販売無し)Marshall Willen IIhttps://amzn.to/3zKhknO◆◆ 注意書き特定の音域(特に高音)や、ボーカルの発声(サ行、タ行、パピプペポ…など)で、破裂音のような、ノイズが聞こえることがありますが、マイクの相性や、録音環境の問題で、実際はノイズが発生することは、ほぼありません。(ノイズが、明確に聞こえる場合は、コメントに記載します)2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、音声フィルタを、かましています。2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。(実際は、大きな音を出せないだけ)スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #sony #ソニー #Bluetoothスピーカー #音質比較 #LinkBuds #SRSLS1