導入事例|Netflix作品など世界配信の高クオリティコンテンツを製作するプロデューサー集団「THE SEVEN」がAI英会話をはじめた背景
インバウンドの再燃や円安にともなう事業環境変化・グローバル化に伴う海外企業とのコミュニケーション増加など、以前に増して企業での英語習得ニーズが高まりを見せています。AI英会話スピークバディの利用も個人の皆様だけでなく法人にも拡大中で、多くの企業が福利厚生として社員への英会話機会を提供し始めています。
TBSグループの海外戦略スタジオである株式会社THE SEVENもその一社。Netflix『幽☆遊☆白書』や『今際の国のアリス』シリーズなど、世界基準の作品を世に送り出してきた同スタジオが、なぜ今スピークバディを導入したのか?導入後の現場の声は?など、管理部門の浜崎様にインタビューしました。
未来を担う若手メンバーに、英語を足枷とせず先端技術を吸収してほしい
ーもともと海外チームとの協業も多い御社ですが、海外スタッフとのコミュニケーションにはどのような課題がございましたか?
浜崎様(以下回答部分は全て)::弊社は全世界に向けたハイエンドコンテンツのプロデュースなどを目的として2022年に設立した会社で、グローバル配信プラットフォーム向けのコンテンツ製作に関わってきたプロデューサー達や、ビジネス展開に従事するチーム含め、幅広い人材が参画しています。そうしたメンバーが、海外の関係者と英語でやりとりをすることに関しては、特に問題はありません。
一方、彼らのアシスタント的な立場で参加している若手の中からは、英語への不安の声があがっていました。世界の第一線で活躍するプロデューサー達のスキルやノウハウの継承も弊社の重要なミッションであり、当然、若いメンバーも海外の協業先との打ち合わせに頻繁に参加するのですが、そうした場で自分の英語力の不足を自覚し、強い危機感を覚えているようでした。
弊社としても、英語がハードルになって、メンバーたちが本業で思うように結果を出せないのは本意ではありません。世界最先端の技術やノウハウを存分に受け継いで、将来のコンテンツ産業を担う人材となってもらうためにも、会社としてできるサポート、つまり、経済的な不安やストレスなく効率的に英語を習得できる体制を整えようと考えました。
ーその手段として、AI英会話を導入することにされた背景は?
私たちのようなコンテンツ業界は、他の業界と比べると勤務時間も不規則になりがちです。そうした中、「決まった時間に決まった場所で」というスクールに通うのは難しい。その点、場所や時間の制約がないAI英会話は、スキマ時間で学習できるので、私たちのスタイルに合っていて続けやすいだろうと思いました。
ーなかでもなぜスピークバディを選ばれたのですか?
数種類検討しましたが、その中からスピークバディを選定する上でポイントとなったのは、やはり「楽しくできる」ということでした。キャラクターがフレンドリーですし、10分単位で1コマが終わるのも分量としてちょうどいい。続けやすさについて配慮がなされていると感じました。
英語上級者も積極活用、「より伝わりやすい英語を身につけたい」
ー導入後、ご利用中の方からはどのような感想が寄せられていますか?
「キャラクターが褒めてくれるのが嬉しい」という声を聞きました。狙い通り、楽しく学習してくれているようです。「発音をちゃんと認識したうえでフィードバックをくれるので勉強になる」や「AIのバディたちが話していることがスクリプトとして出てくるので、まずは相手の言っていることがちゃんとわかったうえで、自分も話す会話の練習ができる」という声もありました。
意外だったのは、導入前から英語をバリバリ使っていたメンバーたちも、積極的に活用していることです。彼らの場合、英語での意思疎通自体には何の問題もありませんが、より正確な表現で細かいニュアンスも伝えられるようになりたいという意識があるようです。普段から英語を使っているからこそ課題が明確で、克服したくなるのでしょうね。その点スピークバディは、色々なレベルに合わせた豊富なカリキュラムが準備されているので、幅広いニーズにマッチしていると思います。
ー今後の展望や取り組みについて教えてください。
弊社が普段やり取りするのは、英語ネイディブのみならず、韓国をはじめとするアジア圏など非英語圏も含めた、全世界の方々です。長期的には英語以外の多言語の学習機会も提供できるようになるのが理想ですが、まずは全員の英語力を一定の水準まで引き上げたいと考えています。そのためにもスピークバディを十分に使いこなし、より多くのメンバーが英語でスムーズに意思疎通できるようにしていきたいです。