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マリアの月

長距離移動する時はプルーストが読める。逆を言えば、日常生活では読めない。1人の人間の一生は私の狭い部屋では受け入れるのは難しい。
まだ1巻だから主人公は幼い。自身を取り巻く風景や人物について書かれているから、本人の存在を忘れてサンザシの花と美しい庭園を想像する。

都内のギャラリーに行った。ここに行くのは約2年ぶり。前行った時はもうすぐ初夏になるというタイミングで、ノリで応募して当選したライブに行く日と好きな画家の個展のタイミングが合ったのだ。
薄いロンTにレンガ色のメッシュカーディガン、黒のロングスカートにスニーカーという格好で、好きなアーティストに初めて面と向かって「好きです」と伝えた。(人見知り発動して日本語を話していたか、記憶が曖昧だが)

今回はうさぎを迎えに行った。それぞれ小さなリボン(赤青黄)を付けていて、ふわふわしてた。
無印のロンTにレザージャケットに黒のパンツそしてハット。靴は編み上げのショートブーツというかっちりスタイル。かっちりした格好は初だけどこれも似合う。

宮沢賢治全集の10巻を買った。
全部で10冊あるけどコンプリートではない。
何巻まで買ったか忘れたから「これは持ってない!」と言い切れる10巻を買ったのだ。

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