カーディーラーが選ぶべきWeb広告とは!?
若者の車離れや進む高齢化、カーシェアリングの普及で、 人々の自動車に対する関心が薄れてきていると言われている現代。インターネット・スマホの普及により、増加したネットユーザーに対して、カーディーラーではどういった集客をしていくべきなのでしょう 。カーディーラーにおすすめの、効果的なWEB広告について解説していきます。
目次
1 まずWEB広告の配信目的を明確に !
1-1.認知を高める
1-2.コンバージョンを獲得する
2 目的に合わせたオススメのWEB広告とは
2-1.認知を高めたい
●ディスプレイ広告
・Google広告のディスプレイ広告
・Yahoo広告のディスプレイ広告
・LINE広告
・Criteo
・SNS
●SNSキャンペーン
2-2.コンバージョンを獲得したい
●リスティング広告
・Google広告の検索広告
・Yahoo!プロモーション広告の検索広告
3 カーディーラーに最もオススメのWEB広告!
4 まとめ
1 まずWEB広告の配信目的を明確
世界中でデジタル化が進む中、ビジネスにおけるWEB広告はとても重要なものになってきています。増加するネットユーザーに対して、企業の認知度を高め、新規顧客を獲得し、売り上げを増やすために、デジタル広告の積極的な活用は非常に有効な手段です。
WEB広告の特徴の1つとして、不特定多数の人に向けるマスメディアの広告とは違い、ターゲットを絞った配信ができることだと言えます。
「企業ブランドの認知を高めたい」、「新規顧客の獲得をしたい」、「コンバージョン(成果)をあげたい」など・・・
その目的に合わせた広告を選ぶことが、効果を実感できるWEB広告へとつながります。
まずは、何のための広告か、配信の目的を明確にしましょう。
1-1. 認知を高める
認知を高める広告は、自社ブランドや商品を知らない人にも知ってもらうための施策です。
会社の認知を高め、興味・関心を湧かせ、消費者に自社ブランドの商品・サービスを知ってもらうことが目的になります。どんなに良い企業でも、良い商品やサービスでも、それを認知していなければ購入には至りません。「いかに多くの人に認知をしてもらえるか」が重要になります。
1-2. コンバージョンを獲得する
コンバージョン(CV)獲得の広告は、WEBサイトで獲得できる最終的な成果をあげるための施策です。
コンバージョンとは、ユーザーのお問い合わせやお見積依頼、商品購入など、目指す目的によってさまざまです。どれだけ目標を達成しているかを示す、客観的な指標となります。「目的を明確にし、その目的に対して成果をあげる」ことが重要になります。
2 目的に合わせたオススメのWEB広告とは
「認知を高めるための広告」なのか、「コンバージョン獲得のための広告なのか」、WEB広告の配信の目的は決めていただけましたでしょうか?
具体的にどんな広告を配信すればいいのか、目的に合わせた効果的なオススメ広告と、その組み合わせについてお話していきます。
2-1. 認知を高めたい
認知を高めるためのオススメ広告は、「ディスプレイ広告」と「SNSキャンペーン」です。
① ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とはWEBサイトやアプリ上の広告スペースに表示される動画広告やテキスト広告のことです。サイトの広告枠に掲載されるので、目的やニーズが明確でないユーザーにアプローチできます。まずは商品を知ってもらい、興味をもってもらう「認知を高めるための広告」と言えます。
ディスプレイ広告の種類は以下に記載します。
・「Google広告のディスプレイ広告」
「GDN」ともいわれています。Google広告のディスプレイ広告は、Googleが運営するGmailやYouTubeや、ライブドアブログや食べログなどのパートナーサイトに自社の商品やサービスの広告を出せます。これによりWebサイトを利用する、幅広いターゲットに向けて広告を表示できるようになります。動画を使って視覚的なアプローチができるので、認知(ブランディング)に向いていると言えます。
・「Yahoo!広告のディスプレイ広告」
Google広告のディスプレイ広告と同様のサービスとして、Yahoo!が運営しているのが通称「YDN」です。GDNと基本的な仕組みは同様ですが、広告が表示される場所が、Yahoo!JAPANが提供するYahoo!ニュースやYahoo!知恵袋や、パートナーサイトのクックパッドやNAVERなどになります。Webサイトを利用する、幅広いターゲットに向けて広告を表示でき、動画を使って視覚的な訴求ができるので、認知(ブランディング)に向いています。
・「LINE広告」
LINEアプリ本体への広告配信や、LINE広告ネットワークと呼ばれるLINEと連携できるようなアプリ(LINE MUSICなど)に広告を出せます。スマホユーザーのLINE利用率は全世代で8割、10代~30代までは9割という利用者が非常に多いアプリです。利用者が多いので、認知(ブランディング)を高めるために是非利用したい広告媒体と言えます。
・「Criteo」
Criteoとは、リターゲティング型動的ディスプレイ広告です。一度サイトを訪れたユーザーが検索した情報に基づいて、見ていた商品やおすすめ商品を自動で生成し、バナーと共に表示するサービスです。ユーザーが実際に見た商品やその関連商品を提示するので、ワンクリックで詳細ページに誘導することができます。表示場所はYahoo!をはじめ、Facebookやgooなどの多数のメディアや、Googleなどの多数の広告ネットワークに提携しています。このような特徴から取り扱う商品が多い業種などに、最適な広告だと言えます。
・「SNS」
上記以外に、SNSにもディスプレイ広告はあります。Instagram(インスタグラム)、Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、LINE(ライン)、Tik Tok(ティックトック)などです。SNSは拡散力があり、若年層の利用率が高いのが特徴です。若者向けの商品などにオススメの広告です。
② SNSキャンペーン
SNSキャンペーンは広告ではありませんが、多くのアクティブユーザーがいて、認知を高めるのに効果的な訴求なので合わせて説明しておきます。SNSには拡散力があり、ユーザー同士で投稿をシェアすることが可能です。多くのフォロワーの目に触れるので、通常のキャンペーンよりも、企業やブランドについての認知度を高めることが効果的にできます。
SNSキャンペーンが利用できる媒体と、キャンペーン例は下記に記載します。
・「Instagram(インスタグラム)」
キャンペーン例として、フォロー&リポスト、フォロー&コメント、フォロー&ハッシュタグで投稿などがあります。インスタは写真や動画を気軽に投稿できるSNSです。写真がフォローフィードされ、目立つことから、視覚的な訴求に向いています。
・「Twitter(ツイッター)」
キャンペーン例としてはインスタと同じく、フォロー&リツイート、フォロー&コメント、フォロー&ハッシュタグで投稿などがあります。ツイッターは文字でつぶやきをするSNSです。リツイートが簡単で、拡散力も高いので、早く・効果的に認知を高めることができます。
・「Facebook(フェイスブック)」
キャンペーン例はいいね!やフォロー&投稿などがあります。フェイスブックはツイッターやインスタに比べ、ユーザーの年齢層が高いSNSです。また、家族や友人などの面識のある人と繋がっていることが特徴と言えます。友達の「いいね」や「シェア」の投稿が表示されるので、信頼性のある、認知を高めたい訴求に向いています。
・「LINE(ライン)」
LINE公式アカウントやLINEポイント広告などがあります。友だちになった人にクーポンやセール情報を送ったり、動画視聴や来店でLINEポイントをプレゼントしたりできます。LINEは利用者が非常に多いので、認知を高めるにはピッタリの訴求言えます。
2-2. コンバージョンを獲得したい
コンバージョンを獲得するのにオススメの広告は「リスティング広告」です。
② リスティング広告(検索連動型広告)
リスティング広告とは検索結果画面に表示される、検索に連動して表示される動画広告やテキスト広告のことです。ユーザーが検索したワードに連動しているので、興味がある・購入の意思がある人に向けて配信することができます。売り上げに繋がる「コンバージョンを獲得する広告」と言えます。
※ディスプレイ広告も広義ではリスティング広告ですが、この記事ではリスティング=検索連動型広告とします。
リスティング広告の種類は以下に記載します。
・「Google広告の検索広告」
Google検索広告は、お客様の商品やサービスをGoogle検索しているユーザーに広告を出せます。Google検索結果画面と提携サービスサイトに表示することができ、興味がある人にターゲットを絞って広告を出せるので、コンバージョンの獲得に効果が期待できます。
・「Yahoo!広告の検索広告」
Yahoo!検索広告は、お客様の商品やサービスをYahoo!検索しているユーザーに広告を出せます。Yahoo!検索結果画面と提携サービスサイトに表示することができ、興味がある人にターゲットを絞って広告を出せるので、Google広告と同様にコンバージョンの獲得に向いています。
3 カーディーラーにオススメのWEB広告!
色々なWEB広告があり、目的に合わせたWEB広告選びが大切だということは理解していただけましたでしょうか?
ここまでたくさんのWEB広告を紹介してきましたが、「カーディーラー(自動車販売店)にオススメの効果的なWEB広告は何か?」と問われたら、「リスティング広告のGoogle検索広告」をオススメします。
カーディーラー(自動車販売店)や商品(クルマ)を検索するユーザーは、クルマに興味がある・クルマの購入を考えている人です。興味がある人にターゲットを絞って出せるリスティング広告が、コンバージョンの獲得に期待ができる効果的な訴求と言えます。
また、Google検索広告をカーディーラーにオススメする理由はもう一つあります。
Googleアナリティクスとの連携機能を使うことで、来店計測機能を使うことができるからです。広告からの来店数・購入金額等を把握し、効果が測定できます。効果を検証することで、発見やより詳細な分析が可能になり、広告運用に活かすことができます。
信用できる来店計測結果を得るためにも、よりユーザー数が多いGoogle広告が “カーディーラーに最もオススメのWEB広告”と言えるでしょう。
4 まとめ
以上、「カーディーラーにオススメのWEB広告」について解説させていただきました。目的にあわせた、お客様にピッタリのWEB広告を見つけていただけたらと思います。
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