創業21周年、設立17期を終える Vol.44
明日、3月31日をもちまして、弊社は創業21周年。会社設立17期目を終了します。
弊社は上場企業ではありませんが、透明性の高い、従業員が自分の子供にも胸を張って良い会社だと思って経営してきました。
設立17期目を無事に終える事ができるのは、ご来店くださるお客様、社会に必要とされる仕事であり、従業員1人1人が誇りに感じられる仕事に創意工夫してくれていること、これを愚直に続けてきてくれているからこそ。
そして上場審査に対応できるぐらい綺麗な管理会計も当たり前ですが、自慢できる事ですね。
上場審査にも対応できるレベルの会計
よく上場審査の際、会計監査で引っかかりやすい項目です。
これ、弊社は全てクリアできています。
税理士又は税理士法人が、申告書を作成した場合に、その申告書の作成に関し、計算し、整理し、又は相談に応じた事項を記載した書面を申告書に添付して提出する手続も長年、続けており表彰状もいただきました。
月次決算は翌月10日前には締め、早期に経営陣にフィードバック。
役員が同族で占められることもないし、役員が社用車を保有して乗り回したり、自宅を社宅にしたりする公私混同も一切ありません。
※こんな事を書くと当たり前じゃないの?と思うかもしれませんが、意外にも出来ていない中小企業は多いんですよね。
規模を追求するよりも美しさを追求する
「上場を目指さないの?」と先輩経営者からも質問されたりする。
※あまり資本関係の状況まで調べて話をしないので(笑)
いずれにしても、経営を経営陣や従業員以外の株主に左右されたくないから上場は目指さないと思いますし、子会社という立場上、従業員持株会は子会社単体では設立できませんが、親会社の従業員持株会に従業員が過半数以上加入しており、資産形成の機会は提供できているの現状もあります。
経営陣も「規模を追求するよりも美しさを追求する」、そんな思考を持っているリーダーが牽引する組織だから、オーナーシップというか、経営陣や従業員の意思を理念やビジョンに思い切り反映できる環境を望んでいます。
サントリーなど、大企業でも非上場企業は多く、サントリー経営陣も日経ビジネスで「上場により株主の意向が優先されることで、長年続いている企業理念が崩れてしまうかもしれない」と言われていました。
創業者である私がやりたいこと(戦略やビジネスモデル等)に縛られる必要は全くないですが、グループ創業の想いや創業者である私の想い(まだ達成していないビジョンや継続して実践するミッション、バリュー等)が代替わりしても脈々と受け継がれる経営は日本的だし、ビジョナリーカンパニーを目指すグループにとっても個人的に正しいし、美しい経営じゃないかと思っています。
規模を目指す経営よりも美しい経営を実践し、お客様や従業員が心震えるような感動体験を提供できる組織、エモーショナルカンパニーを目指し、18期もロケットスタートしていきます。