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私たちは2001年8月からリユース事業を営んでいる企業。
「SDGs」が社会に生まれる遥か前から「SDGs」ど真ん中の事業を創造し、事業成長してきました。

改めて、SDGsとファッションの繋がりについて考えました。

SDGsとファッションの繋がり


ファッション業界が環境に与える影響。

衣服のライフサイクルを延ばす「循環型経済」の一環として、環境・経済・社会の各側面から持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与していると考えています。古着やリユースがどのように持続可能な開発目標(SDGs)の17つのゴールにどう貢献しているのか、私なりに言語化してみました。

17のゴールそれぞれに対する主な貢献例


1.貧困をなくそう

エコノミーの視点ですが、手頃な価格で質の良い古着を提供することは地域のお客様の生活コストを軽減することに貢献していると考えています。

私たちは古着のリユースという社会性のあるビジネスを展開し、物心ともに豊かな生活を送ってもらいたいと考えており、平均年収は業界トップクラスの水準です。事業成長と共に雇用創出の機会を創出していきます。

2.飢餓をゼロに

直接的な関連は少ないものの、私たちは、開発途上国の子供たちにワクチンを寄付するNPO団体「JCV世界の子供たちにワクチンを 日本委員会」の活動支援を行っております。買取1点につき、8円の寄付金を積み立て、毎月、寄付をさせていただいています。(※2009年4月より開始)
リユース事業が開発途上国の福祉支援に活用されることで、間接的に飢餓対策に寄与していると考えています。

3.すべての人に健康と福祉を

衣服の大量生産・廃棄に伴う環境負荷(例えば大気汚染や廃棄物処理の問題)を軽減することに関節的に貢献できる事業であり、生活環境の維持改善に貢献していると考えています。

4.質の高い教育をみんなに

サステナブルな消費やリユースの意義を啓発するため、小学校や中学校への教育プログラムへ講師として参加、次世代に環境意識や持続可能なライフスタイルを伝える役割も担っております。

5.ジェンダー平等を実現しよう

古着・リユース市場は、女性起業家やコミュニティベースの事業者にとってビジネスチャンスとなっている事例が多く、弊社でも女性社員が多く活躍しており、LGBTQフレンドリーな企業です。

6.安全な水とトイレを世界中に

新たな衣服の製造に比べ、リユースは大量の水資源を必要としない。
製造過程での水使用や水質汚染の削減効果が大きく貢献できます。

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

新規生産に比べてエネルギー消費が少なく、衣服の製造プロセスに伴うエネルギー負荷の軽減やCO₂排出の削減に寄与していうと言えます。

8.働きがいも経済成長も

古着の買取、メンテナンス、販売、未着手のアップサイクル活動など、各プロセスを収益化し、成長させていくことで新たな雇用を地域に創出し、地域活性化など、持続可能なビジネスモデルとして社会に貢献できます。

9.産業と技術革新の基盤を作ろう

弊社は独自のシステムを開発していますが、リユース品の流通や在庫管理システムなど、システム投資することで生産性を向上し、従業員1人あたりのリユース品に関わる流通量が増えることを証明、サステナブルなインフラ改革に投資しています。

10.人や国の不平等をなくそう

私たちはファッション業界の悪しき商慣習を少しでも変革したいと考えており、高品質なユーズド商品を手頃な価格で提供することに努めている会社です。ファッションや衣服の選択肢が広がり、社会の豊かな生活に貢献しています。

11.住み続けられるまちづくりを

弊社出店エリアに留まらない古着のリユースはもちろん、小中学校への出張SDGs授業、店舗前で出店者無料のマルシェ開催などを通じて、環境負荷の低減とともに地域住民同士の交流を促進し、持続可能なコミュニティづくりに貢献しています。

12.つくる責任 つかう責任

新品を大量生産するのではなく、古着など既存の資源を再利用することは、資源の無駄遣いを防ぎ、廃棄物の削減や持続可能な消費パターンの実現に直結していると考えていますし、「提供する責任」も存在すると考えています。個人様のみならず、セレクトショップ様の過剰在庫の買取依頼に対応させていただくことも、セレクトショップ様に代わり、このゴールを果たすために貢献していると言えます。

13.気候変動に具体的な対策を

衣服の再利用は、新規生産に伴う温室効果ガスの排出削減に寄与し、結果として気候変動対策の一環として、貢献しています。

14.海の豊かさを守ろう

テキスタイル廃棄物が適切にリユースされることで、廃棄物が海洋に流出するリスクが減り、海洋汚染やマイクロプラスチック問題の軽減にも間接的ですが、微力ながら貢献していると言えます。

15.陸の豊かさも守ろう

衣服の廃棄量を削減することに貢献するリユース事業により、廃棄のための埋め立て地の負担が軽減、土壌汚染や生態系への悪影響が抑えられるなど、陸上環境の保全に寄与しています。

16.平和と公正をすべての人に

エシカルな取引や透明性のあるビジネスモデルを通じ、信頼性の高い市場を育成することで、より公正で平和な社会の実現に貢献しています。

17.パートナーシップで目標を達成しよう

弊社の古着リユースの取り組みは、多様なステークホルダーが国内外に拡大し、連携することで成立している市場です。こうした協力関係は、SDGs達成に向けた幅広いパートナーシップのモデルケースとなると考えています。

まとめ


このように、私たちの展開しているリユース事業は単に「USED品を再利用する」という枠を超え、環境負荷の軽減、経済活性化、社会的包摂など、多角的なアプローチでSDGsの達成に寄与していると思います。
持続可能な未来の実現に向けた一つの有力な取り組みとして、今後もその重要性は高まると考えられ、成長し続ける事業です。

成長市場に身を置いて私たちの掲げる「もう一度、愛着の持てる豊かな世の中へ」が見える世界を共に創りませんか?

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